https://twitter.com/kyoshimine/status/1261313641258774528

弁護士 吉峯耕平(「カンママル」撲滅委員会)@kyoshimine
やばい。

欧米の多くはロックダウンに耐えられなくなってきてる。そうすると、もう集団免疫ルート(成立するとは言ってない)しかないかな……。
一度再拡大すると、次はさらに難易度があがるから。

 イタリアの場合、4月ごろには「今年の夏休みはないものと思え」みたいな感じだった。だんだん話が転換していって、今はこういうことになっている。絵を見た方が早い。

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本当にこういうことになるのかどうか知らないが、こんな「対策」に何の意味があるのか、私にはさっぱり理解できない。ただ、そこまでしてでもヴァカンスで海に行きたいらしい。

 

ロックダウンに耐えられなくなっていてやばい、というのは理屈はそうでも、現実には到底無理だ、ということをよく表していると思う。現実を理屈に合わせるほうが無茶だろう。

 

それでどうなるか。

 

2月段階で「アメリカとイギリスは見殺しにしてぎょうさん死ぬに決まっとるがな」とのたもうた医者の知人は、次の流行までにイタリアは医療体制の準備ができなくて、再び年寄りの大量殺戮があるんじゃないか、と言っている。もちろん、そうならないほうがいいに決まっているんだが。

 

・・・

 

恋人は常に日本人だというあるイタリア人がいる。彼女に会いたくてうっかり3月頭に東京にやって来てしまい、そのまま居続け。こないだやっとイタリアに帰れたんだが、その彼は、こういう時期なので日本とイタリアの生活実態の違いに非常に興味を持っていて、日本にいたく感心していた。日本の病院にもこれまでに何回か行ってイタリアの病院との違いを観察しており、日本の医療制度も外国人にしてはよく知っている。

 

日本経済を心配した彼は、3月中旬から下旬の東京の人出を見て、

 

「このままでは、国際世論の圧力で日本が無理なロックダウンをさせられてしまう」

 

という、一見変な心配の仕方をしていた。

 

日本人でこんなこと言っていた人、いたのかな。政府にはいたんでしょうが。

 

でも、彼の心配は正しかった。

 

欧州人でも、平らに自分たちの生活と日本の生活とを比べたら、こういう発想が自然に出てくるわけだ。