ネット○○派 part443

これね。特に私なりの結論とかないんですが。
正論で人を叩くのは快感 - Hagex-day info

正論は振りかざして人を攻撃するのは快感なんで、やっていると脳内麻薬がビンビンでていると思いますよ。


はだしのゲンでも、反戦的な行動をとる主人公一家に、周りが「非国民!」と攻撃するシーンがありますが、あれも娯楽の1つであり、やっている人は気持ちよかったんだろうな〜 と想像しております。

ジャンキーに「麻薬をやめろ!」と言っても、ああそうですか… とストップしないわけで、ネットでの過剰なバッシングも「人権侵害だからやめろ」と言っても無駄だと思います。

ネット○○派がもろにこれで、「脳内麻薬がビンビン出ている」と元ネトウヨ煽り屋の私も思う。


で、面白いのは、大抵ミイラ取りがミイラ取りになっちゃうんですよね、これ。


いわゆる「放射脳」とか、あるいはホメオパシーを本当に信じちゃうようなタイプの人とか、ああいう系統の人たちの頭の中では、自分たちの考えが「正論」なんで、その範囲で「脳内麻薬がビンビン」だと思う。


他方で、「放射脳」なり「ホメオパシー」なりがけしからんと言って批判するとして、それはかなりの程度科学的合理性の裏付けを持つことが多いので、「正論」化して、やっぱり「脳内麻薬がビンビン」という話になる。


ところが、「放射脳」批判にしろ「反原発」批判にしろ、ホメオパシー批判にしろ、ミイラ取りのはずの自分たちがミイラ化しているとは思ってないし、周りもなかなかそうは思わないわけですね。そういう形で「脳内麻薬がビンビン」状態が是認される。勝手にやってる分にはいいけど、それで社会的にいいことをやっていると無自覚に思われたりする。


根本的なところで、コンビニの冷蔵庫に入った写真を載せただけのアホを叩いて喜んでる連中と次元が変わらないよというのが理解されない。

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というあたりで、結局結論がでなくなるわけですが、「ネットでの過剰なバッシングも『人権侵害だからやめろ』と言っても無駄」というのはそうだろうとは思うけれども、現実的にはおそらくその辺で落とすしかないんじゃなかろうかとも思う。


つまり、現実としてこの種の「脳内麻薬がビンビン」のバッシングは消えないにしても、規範あるいは理念としては、この種の正論バッシングは単なる人権侵害でしかないという位置づけにしておく。少なくとも、罪と罰のバランスを無視した議論が許容されていいわけがない。


これは、自分が正論バッシングに加担していた過去があるので反省としてそう思うわけですが、まあしかしながら、これだけ書いてもニセ科学批判がなぜダメなのかが理解されにくいのが現状なわけで、なかなか難しいところだよなぁ、、、と、このあたりで思考が止まるわけであります。