ネット○○派　part431

そもそも「相手を改心させる」ことが目的なんだったらニセ科学を批判しているこっちも「科学」ではないよね。科学でないものが「科学を詐称している咎」でニセ科学を批判するというのはどういうことか。

私なんざ、そのへん、ずーっと言ってんですけどね。何のためにニセ科学批判をやってんのか、目的をはっきりさせるべきだと。

詐欺や悪徳商法等々と言った社会悪の類が問題だというなら、それはそれでもっともなので、消費者問題のカテゴリーの運動としてしまえばよい。で、こういうことなら、ホメオパシーと漢方の扱いの差に関するダブルスタンダードもとりあえずは理解できる。

その代わり、「科学とは」とか、「ニセ科学と科学の違いとは」とか、「科学リテラシーが」とか、語られるほど大事じゃない。大事なのは社会悪をどうするかだから。

他方で、科学としてやりたいなら、社会悪の追及はともかく、科学の立場から見ておかしいものはすべておかしいと言わなきゃならない。その代わり、ホメオパシーと漢方のダブルスタンダードは説明がつかない。

どっちもということはあり得ないんで、この辺をどう整理するのかと。

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で、それをしないとどうなるかというと、両取りしようとしてるだけの格好になってる。

そこで充足されるものって、「俺たちは正しい」「間違っている人らに対して俺たちは云々」という意識だけで、その意味ではニセ科学批判もリフレ派もネット右翼もおんなじだ。

それでも別にいいけれど、それって単なる自慰行為でしかないんだよって。