扇動のための不当表示としての「リフレ派」 part107

べんきょうしてみた7 - hahnela03の日記

 アベノミクス、リフレ政策の実現のためには下記のような事態をどうしましょうか。メディアは盛んに被災地の事業所を取り上げては事業再開の支障だと言わせています。jura03さんもこの様な事態をどう考えているのかご心配してましたが、事態はもっと深刻かもしれない。

とあって、電力・ガス料金の値上げに対するTwitter上での反応を取り上げてるけれども、根強い脱原発の世論・流れの反映として再稼働ができない現状からの当然の帰結で、リフレ派は「経済学(棒)」の立場から経済を論じてんだから重要なわけだと思うけど、でもリフレ派的にはだからと言って脱原発や反原発運動と距離を置くということもしないそうですよ。


で、うっかりはてぶを見ちゃったときに誤読されちゃったなと思ったのは、別にリフレ派の人たちって電力問題や原発稼働なしの制約下で最大の経済成長を目指そうとか、そういう上等なことすら論じたいわけでもないらしい、ってことです。


なんせ「リフレ派の良心」がこう言っちゃったんだから
http://synodos.livedoor.biz/archives/1948606.html

例えば、原発問題について、原発を止めると、経済がこれだけ悪くなる、そういう判断材料を出すことは非常に大切です。けれども、そんなに経済的な不利益を被っても、原発が嫌だという意思決定は重要だし、それを否定するのは経済学の役割ではない。たとえ経済学者が反原発を否定していたとしても、その時点で、それは経済学的な発言ではない。これだけコストをかけても嫌だったら、嫌なのだから仕方がない。その価値観、価値判断について何か言うのは経済学の本義をはずしているとぼくは思います。

リフレ派は経済成長の重要性を声高に論じてきた人たちだと思うけれども、しかし他方で原発問題になるとこの腰の砕けようだというのでは、もうどう考えても言ってることが矛盾している。


でも、リフレ派の人たちは真面目に考えてくれない。

・・・

彼らは屁理屈の達人だから

とっくに現在の状況と折り合いのつく言い訳で自己武装を完了させているよ。
聞いても意味がない。非生産的。
見識あるbewaad氏による回顧なら意味があっても。

飯田先生の屁理屈に安閑としている連中が何を言ってるんだ、というところですわな。