ネット○○派 part199 ニセ科学の定義なんぞあってなきが如し

まあ、科学を装ってることが問題なんだっていいますわね。いうなれば、科学という信用を利用して詐欺るから問題なんだと。分かる分かる。


とりあえず、Wikipediaの日本語版にどういうものが例示されているかというと、UMAの類から、これは社会科学分野だけど日銀理論まで挙げられてるんだよね。誰だよ、これを書いたの。
疑似科学 - Wikipedia


たしか、海外の懐疑主義者団体によれば、風水も擬似科学扱いされてたと思う。


で、卑怯千万なのは「懐疑論者の辞典」には鍼が扱われていたのに、日本語版Wikipedia には例示されてないんだね。
「懐疑論者の事典」も鍼をメッタ切リ - 今日の雑談
Skeptic's Dictionary: acupuncture

つまり、鍼治療による治癒効果のほとんどは、おそらく暗示とプラシーボ効果のせいである。

つまり、擬似科学批判って本来合理的でないものを叩くことが目的だから幅が広くて当たり前で、「科学でないのに科学であると装ったもの」という定義はそんな厳密な定義だとは思われないんだよな。。。まあ、外国の擬似科学批判もそういうことを分かったように言うみたいだけどね。当てにならんのだ。


もっとも、鍼なんかは代替医療部門であって、厳密にニセ科学の対象と言えないのでリストに上がってなくても無問題、という議論は可能であるし、日本のニセ科学批判はまた別だという主張は成立しうるけど、ゲーム脳任天堂DSの扱いでダブスタをやった過去があるので、結局ニセ科学批判における「ニセ科学」の定義すら全く信用できないの。
ネット○○派 part72 4年前のゲーム脳の話 - 今日の雑談
ネット○○派 part75 脳トレVSゲーム脳 - 今日の雑談


面白いでしょ。ニセ科学批判って何を批判対象にしてるのかすらまともな自覚がないわけ。にもかかわらず、議論のときだけニセ科学の厳密な定義を持ち出してきて、やいのやいのいってるのよ。