毎度のことだ

コメント欄見たら突撃する奴がおるなあ。
ニセ科学批判のニセ科学化現象 : 社会学玄論

Commented by merca at 2009-10-19 21:44
 素人さん 論宅です。(略)
 やはり大槻教授が神や霊魂は実在せず、人間がつくりだした空想だと言っています。

別に大槻先生を持ち出さずとも、はてブにそういう人がいっぱい出てくるよね。本当はこの話は、日本のニセ科学批判でもつらいところの一つなんだと思う。


ネットで「科学教か」「宗教みたいだ」と言われた時に、ニセ科学批判の人たちは科学と宗教などの文化的要素を切り分けようとした。これはまあいい。


そういうことなら、その手のネタには科学としては抑制的に対応するのが当然なんだけど、実際はそうなってない。現に「詐欺師」呼ばわりを平気でするのが出てくる。
詐欺師に相談する事を勧めてどうする!? - 脳内新聞(ソース版)

また、何だって科学の対象にはなります。

なりゃしませんって。なんで今頃になって純粋理性批判から始めないかんのか。


こういうのがいる限り、科学を科学として扱いたいだけだという穏健な姿勢は、ことごとく信用されなくなっちゃう。つまり、建前はともかく本音では、神も仏も宗教も全部否定したいんだろうと言われても仕方がない。


いや、それでもそういう本音を貫くならまだいい。科学の敵は宗教だと言って。でも、ニセ科学批判の人たちはそこでヘタレてしまって、いい恰好をして妥協したから、それでにっちもさっちも行かなくなる。まあ、ニセ科学批判おなじみの事態であって、口で言ってることと実態が違いすぎる一例。


ニセ科学批判のニセ科学化現象 : 社会学玄論

Commented by merca at 2009-10-19 21:44
(前略)
ただ、私は大槻教授のような人はわかりやすく好きです。科学が絶対的真理と思っているのに隠している科学者よりも、誠実であり、もっと本音を言う科学者が出てきたらと思います。科学者・菊池誠さんは、まだ大槻教授に比べると、科学者としての本音を言っていないかもしれません。

その通りだよ。全く同感。


でも、ちょっとニセ科学批判側を擁護すると、このあたりは人によって色合いが違うと思う。穏健な人ももちろんいる。だけど、本丸の菊池先生や天羽先生があの調子だからどうにもならない。穏健派を切り捨てるか穏健派が逃げるかしか、道がない。