脱落

言いたいことは分かった。
「メカニズム論の誤謬」という菊池流科学思想 : 社会学玄論
偽薬効果は現象的事実であって科学的事実にあらず!! : 社会学玄論
僕が面白いなというのが一箇所。

ニセ科学批判者たちは、ホメオパシー批判の穏健派と過激派の対立を越えて「メカニズム論の誤謬」という科学思想を共有している。ちなみに、この対立はニセ科学批判が創始者たる菊池氏の手を離れ、一段階思想的に進歩する契機になると期待していたが、残念ながら、やはりニセ科学批判クラスターには、自由性・多様性はなく、菊池教で統一されているのである。歴史上、一つの思想が発展するためには、分裂し、様々な流派ができることが必要なのである。予言しておくが、知識社会学的には、いずれニセ科学批判者に右派と左派が生ずることであろう。

そうそう。もめたら面白いんだけどね。


僕も将来的には左右あるいは過激派穏健派、どっちでもいいけど割れるだろうと思ってるんだけど、現実には結局ついていけない人たちが脱落していくだけで、過激派だけが残ることになるのだろうか。


まあ、それはそれで結構だと思うんだけども。以前、「ニセ科学批判は科学教」と言っていた普通の人たちもそれで報われるんじゃないのかな。