マスクは外しましょう

新コロパニックで、日本は欧米に釣られてはいけない。観察していて思うが、欧米(敢えて大雑把に一括りにする)の一般人は、この半年で分かってきたことを何も知らなくて、おそらく半年前のまま、頭の中は何も変わっていない。

 

これは悪いのは、「専門家」たちだ。ポジティブな話はいろいろある。治療法はほぼ確立しているようで、免疫の働きも徐々にではあるが説明がなされつつある。

 

こういった前向きな話を、ことごとく潰していって、「陽性者数」で脅していくことしかしていない。その挙句に、マスクのような意味のないものを義務化したりする。

 

私は、はじめマスクを軽く考えてやむなくつけていたが、しばらく世間にあわせていた間にいろいろ考えて、完全に意見を変えた。マスクを甘く見ていた。

 

マスクの利点と言えばただ一つで、飛沫が飛ばないだろうということだけだ。

 

それに比べて、マイナス点と思われるところはたくさんある。

 

・飛沫が直接飛ばなくても、マスクにウィルスが溜まり、マスク着用者本人に対するリスクが上がる。

 

・マスクに付着したウィルス・細菌・カビなどを直接肺に吸い込む可能性。マスクをつけていると普段よりも強く息を吸う。

 

・呼気によってマスクに付着したウィルスなどを飛ばす。

 

・夏場の熱中症リスク。

 

・そもそも息が前に飛ばないだけで、上下左右に空気が移動して、背後にまわる。

 

・もしマスクが本当に機能していたとすれば、免疫機能への影響はどうか。マスクのおかげで新コロウィルスが免疫を刺激しているという話が出てきたが、こんなものはどう見ても後付けの屁理屈であって、だったらマスクを外して普通に生活するなかでいろんなウィルス・細菌の免疫を刺激するようにした方がよほど自然に決まっている。

 

・私なぞは、不織布のマスクをすると、鼻腔が痛くなるが、医者に言わせると軽いアレルギー反応を起こしているようだ。これでは、マスクをつけた方が、新コロに限らず、あらゆる感染症に脆弱になってしまう。無論、布マスクでは何の意味もないのだ。

 

・子供の成長に関わる問題。大人の表情から感情を読み取るなどの認知機能や、言語発達機能・コミュニケーション能力の健全な育成を、長期に渡るユニヴァーサル・マスクは阻害しうる。

 

・これは声を大にして言いたいが、マスク着用が人間の精神に与える影響だ。マスクをつける限り、新コロから頭が離れないし、無駄で意味のない感染対策ばかりに依存しようとしてしまう。こういう一つ一つがストレスであり、ストレスはそもそも免疫にとっての大敵だ。かつ、社会経済を運営するにあたってのブレーキでもあって、こういう目に見えない要素を過小に見積もるべきではない。

 

まだあると思うが、そもそもマスクを一般に広く、長期に渡って着用を義務付けたところで、正しく適切な使用は一般的には不可能であり、単に不潔な布状のものを口や鼻のすぐそばに置いているだけ、以上の意味はない。

 

ついこないだまで、医者は業務中にマスクをポケットに入れたり机に置いたりなどしてはいけないものだったが、今やテレビで見ると医者はポケットにマスクをしまったりする。これがどんなに愚かなことか。

 

百歩譲って、マスクに新コロ感染抑制効果があることを認めるにしても、デメリットについての検討を一切行わずにユニヴァーサル・マスクを推奨することには、大いに疑問、いや断固として反対したい。

 

思えば、新コロ騒ぎが始まってからというもの、「感染症対策」「新しい生活様式」などなどと言われてきたものは、新コロのこと「だけ」を念頭におかれて語られてきたものだ。

 

多くの「専門家」たちは、新コロのこと「だけ」考えて物を言っている。

 

しかし私たちは、新コロのためだけに生きているのではない。なので、新コロのことしか考えていない「専門家」たちの言うことを聞いては、絶対にいけない。

 

彼らによって私たちの社会・経済・生活は破壊されてしまうだろう。

 

そうならないために、一つ一つの反省や振り返りが必要だと思う。そのためにも、

 

「マスクは外しましょう」