テレビで、京都出身の松井孝治がコメントを求められて、辻元清美を差して、


「さっき控え室で悪口言ったら撃ち殺すって言われた、ひどい恫喝」


と半笑いで言ったのが話題になっとるんだが、こんな冗談で抑圧的だのなんだのいってたら、関西でコミュニケーションはまずとれない。


土地の方言よりはるかにマイルドな上方方言を使うように努めている、根が穏健な私も、ぶち殺したろか!くらい言って笑いをとることはある。私が住んでいる地域は柄が悪いので、これくらいの口の悪さがないと、気安い会話ができない。


問題はこういう冗談でなくて、もっと別の部分のはずだ。


森友問題がなんだったのか、維新の会がどういう団体か、その維新の会と今の内閣がつるむとはどういうことか。


こちらの方がはるかに問題で、人権擁護法案反対運動で、あれだけ被差別部落の団体の暴走を揶揄した右派が現状を容認していることが、私には皮肉なものにしか見えない。


この延長に、たとえば吉本興業が政府とがっちりつながっていて、首相が吉本新喜劇に出たりする異常があるわけで、京都と大阪の毒の吐き合いをナイーブに受け止めて左派批判するよりも大きな問題がある。


しかし、、、こういう愚かな右派のプロパガンダが出てきたあたり、芸能人の不倫騒ぎを含め、いよいよコロナ騒ぎは終わりということなのだろう。それ自体は慶賀すべきことだ。