欧米がロックダウンをやめるので、日本も自粛解除、というのはもう仕方がない。緊急事態宣言を始めた理由が「欧米がやっているから」であって、世間的にはそれが一番の理由だった。

 

欧米追随のほうが、世間は安心するんじゃないの。

 

ただし、今度またあっちが慌て出したら、こっちも慌てる、というような愚かなことは繰り返さないようにするためにどうするんだろうか。

 

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またぞろ、なんとか改正法案反対運動なんだが、5月12日付でかんべえさんがこんなことを言っている。

 

http://tameike.net/comments.htm

〇世間では「検察庁法改正案」(そんなもん、実在しないのだが)への抗議ツィートが飛び交っているとのこと。でもさあ、少なくとも2年後に施行される法律は63歳の黒川東京高検検事長のステータスにはまったく影響を与えないはず。この夏の人事で検事総長になるのであれば、ますます定年延長は関係なくなる。ちゃんとわかっているのだろうか。

〇そっちに世間の関心が向かうと、政府のコロナ対策の不備への関心が低下するという構図である。手品師の右手が高く上がったときは、左手が何をしているか気を付けなければならない(襟のあたりをさわって、次の「仕込み」をしていることが多い)。今の野党は、安倍首相の右手に噛みついているようなもの。願ったりかなったりなんじゃないでしょうか。

ああ、やっぱりそういう見方があるんだなあと思ったが、私の見方は「目くらましになる」という点は同じだけど、それを与野党合作でやっているというところが違う。

 

政府はコロナ騒ぎを終わりにしたい、政治的に決断できたし、与野党で話はついた、あとは専門家会議の面々を変な政争や裁判沙汰に巻き込まないようにしながら撤退することを考えないといけない。

 

そこで何か適当なネタを放り込む必要があったので、このネタが急浮上した、というのが私の見方。。。最初、twitterでたまたまタグをつけた人がいるそうだけど、まあそれはそんなものなんでしょう。

 

イタリアでも、ぼちぼち政治は通常営業モードに戻りつつあって、しょーもないネタであーだこーだ言い始めた。日本と同じことをやりたいんだろうと思う。

 

しかし、かんべえ先生も「どうせなら、ちゃんと「強制的ロックダウン(鬼式)」ができるように法改正すればいいのに」などと書くようになっては、ダメだなぁ。

 

今日も知人の医者と話していて、文系でまともだったのはホリエモンだけだったのではないか、みたいな話をした。ただし、ノーベル賞受賞者があの調子だから理系は全部ダメ、と。

 

ま、もちろんこれは冗談で極端な言い草だけれども、本当にどうにもならない。