扇動のための不当表示としての「リフレ派」 part47
シノドスにニセ科学批判とリフレ派が入ってんのは面白いとは前々から言ってるけれど、だいたいこの人たちがおかしい(敢えて「間違っている」と書いてやってもいい)のは「自分たちは正しいことを言っている・知っている」と過信してるところなんだ。
ニセ科学批判の場合は、確かにホメオパシーに科学的根拠がないことを指摘することは正しい。だけど、それを現実に持ち込むときはまた別の議論であって、もうちょっと別の要素を考える必要があった。
ホメオパシーの場合だと、危険だ人が死ぬだ詐欺だなんだ言うけれど、ホメオパシーそのものに害はないうえ、まあ、プラセボでも「治る」んだったら、鍼や漢方と一緒だね、というしかない。ってか、漢方なぞは副作用があるかもしれないんだから、漢方のほうが問題なんだ、素直に考えたら。
もちろん、それでも全部否定することは可能だけど、議論する余地はありますよ。でもニセ科学批判の人たちは自分が正しいと過信しているので、議論する余地があるとはとても容認できないので、危険だ人が死ぬだ詐欺だとますます言い募るしかなくなって・・・ようは、反原発や放射性物質で発狂している人たちとおんなじことをやるようになってしまった。
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リフレ派もおんなじで、自分たちは正しいと過信しているように見える。
ただ、正しい理論を現実に持ち込むときにそのまんまではできないし、むしろできないのはなぜか、現実から見たときの議論なりできない理由は何か考えなきゃならないのに、自分は正しいのでできないと言う方が間違ってることになってしまう。
で、後は発狂一直線で無茶苦茶言っても平気だし、馴れ合って高橋洋一も大学の先生どももだーれも批判しない。
https://twitter.com/gaspard_twit/status/213904910134149120
ぼんやりした記憶だけど、クルーグマンは昨年ぐらいにNYTのブログで「何故日本の長期金利は低いんだ、わからん」とか言ってたし、バーナンキは3%の消費税導入によるインフレを押さえるために4%の政策金利引上を主張していたような…
そういうこと言ってたかどうか知らないけど、バーナンキは麿化してクルーグマンは怒ってるし、クルーグマンにしたって今の欧米の政策に比べたら日本は物足りないとは言えましだったといってエンペラーに謝りに行こうと冗談まで言い出す始末でしょ。
https://twitter.com/gaspard_twit/status/213907306428116992
クルーグマンやバーナンキが如何に優れた経済学者でも、必ずしも日本の特殊事情に通じている訳でもないので、彼らの日本についての発言を金科玉条のように振りかざし自説の付強に使うのは、学問というものを侮辱しているのではと思う
と思いますわね、普通に考えたら。しかも、いろんな学者がいろんなことを言っていて、素人には何が正しいか判断するのはすごく難しい。
ようは、経済学ってそういう学問なわけでしょ。
https://twitter.com/sura_taro/status/219797647849041922
金融緩和でポートフォリオ・リバランスが自動的に起きるかのような論はげんなりです。銀行貸出の増加は自然現象じゃない
現実見てたらそんな感じしますわね。
いやだからさ。
リフレ論は見た目にはもっともらしいわけ。でも、現実とあわないと意味ないでしょ。いかに「正しい」論を吐いたところで、現実に使えないとどうしようもないし、そこで自分の説得力のなさを官僚陰謀論・悪玉論のネタにするためにリフレを利用してるだけじゃあ、そら負けるわ。