れいわ2議員の国会内での介護費用、参議院が負担へ:朝日新聞デジタル

このあたりが落とし所だろうと思った。

しかしこの記事でもやっぱり気になるのは、なんで重度障害の人をわざわざ働かせる方向に持っていこうとする記事を書くのかで、これが分からない。

今の世の中、いろんな働き方があるし、意欲があって物理的身体的に大きな無理なく可能な人は全くいいと思うけれども、別の記事でも「重度障害の人も気楽に働けるように」という見出しを見た。「んなもの、気楽にできるわけないやろ」としか思えない。こういう流れは全く気にくわない。

こういう見出しを簡単につける人は、周りの人の苦労を考えたことが本当にあるんだろうか。可能と不可能をきちんと峻別して、不可能なことをやれと言ったり、一部の人に負担を押し付けたりするようなことを、本当にしないだろうか。

社会参加の形は、仕事をすることだけではない。話はまずそこからのはずで(しかもこれは、障害の有無に関係がない)、そういう認識が広く持たれることの方がより重要だろうと私は思っている。