https://twitter.com/xi_124C41/status/926851490358083584

横丁の隠居골목의 은거胡同退休‏@xi_124C41
国の債務超過状態は看過できないとする人と、財政は既に均衡しているから問題ないという人と両方いて、全く話が噛み合わない。経済学は過去に起きたことは説明できても、現在と未来については科学ではないのだろう。おそらく神話に近いものでおよそいかなる「説明」でもできてしまうのだろう。

私は経済学を全く勉強したことがないけれど、ネットリフレ派を追っていた時にhimaginaryさんのブログをほとんど毎日読んでいた。もちろん、理解できないわけだけれども、理解できないなりに読むというのがある。

理解できないなりに分かったのは、経済学というのは人文系の学問に近いんだろう、ということだった。でないと、Aという経済学者とBという経済学者と、どちらも世界一流の立派な学者なのに、意見が真っ向から対立して当てつけを言い合うとか、あり得ないんじゃないのか。

ところが、ネットを見ていると、経済学を勉強した人ほどそういう自覚はどうも薄いらしくて、自分の勉強したことは文系に近いから抑制が必要だと考えるどころかむしろ、「こうに決まっている」という話にする人のほうが圧倒的に多いように見える。

いやもちろん、現実にすぐさま適用できるとか、未来についても必ずこうなると言えるとか、そういう部分もあるんだろうけれども、でもそれが全体ではないので、過信すると必ず間違える。

もっとも、そういう錯覚もやむを得ないのかもしれない。

なにせ、バーナンキですらセントラルバンカーをやってみるまで実践と理論は違うということが今一つ分かっていなかったわけで、ましてtwitterで遊んでいるような人たち程度に至ってはどうにもならないに決まっているのでね。