扇動のための不当表示としての「リフレ派」 part102

あの、これはちょっとムッとしたので書きますよ。
bewaadさん、生きていたら是非、現在の状況についてコメントください 

id:bewaadよりid:haltanやid:jura03、id:hahnela03のような 「リフレが仮に理論的に正し.. 

bewaadよりhaltanやjura03、hahnela03のような
「リフレが仮に理論的に正しくてもリフレ派が世間一般に嫌われている(胡散臭がられている)からリフレ政策は採用されない」
という感じの主張をしていた連中に聞いた方がよくね?リフレ派は本当は別に世間一般に嫌われていなかったか
あるいは別にリフレ派が世間一般に嫌われていたとしてもリフレ政策が採用されるのは十分に可能だったか
どちらにせよ彼らの言説は現実とは適合していなかったわけだから

「リフレが仮に理論的に正しくてもリフレ派が世間一般に嫌われている(胡散臭がられている)からリフレ政策は採用されない」なんて議論はしてこなかったはずだ、私は。


私がずっと言ってたのは、リフレ派はまず自分たちのおかしい連中を批判しろ、黙認するな、と。


そのうえで、インフレ政策はやってもいいが、実際に物価が上がり始めた時上がった時に世論の抵抗などはどこまで考えてものを言っているのか、と言ってんです。


リフレ派の人たちは、そういう現実との整合性を一切考えてこなかったし、考えようともしなかったじゃないですか。私が批判してきたのはそこなんだ。


それは通貨外交の問題だってそうで、リフレ派の人たちは外交問題について全く目をつぶっていて、で、結果、どうなったかっていうとこれでしょう?(もっとも、みんなお口にチャックというのは、それはそれで結構だと思うんだけど、気が付くの遅いよね。)


この増田みたいなことは、つまり、リフレ政策が採用されるかどうかなんて話は、基本的にはしてこなかったと思う。少なくともこのブログにおけるリフレネタの眼目じゃない。


・・・まあ、岩菊先生が副総裁になるぞってだけで喜んじゃうリフレ派ってのにも、呆れかえってるわけだけれども。


追記
bewaadさんが反応されるかどうか知らんけど、こんなもんでドヤ顔する元増田はどうかと思った。


ある政策を実現させようとするときに、枢要の政治家とコネクションを作って、その政治家を通して実現させようとするのは、政策実現をする道のりの一つとして当たり前にある話ですわな。


で、そういうパスをとる場合、その政策の採用に「世間」の要素は、、、皆無ではないだろうが、、、恐らく比重は軽いのではないかと思うわけだ。


さらに問題は、ある政策の「採用」はいいとしても、「実行」段階では当然世論の影響も勘定に入れないといけない。「現実」を勘定に入れないといけない。


まあ、岩菊先生が、そういう「現実」を勘定に入れて政策を考えられるかどうか、わたしゃ知りませんけどね。黒田さんは、官僚だったからそこらへんのバランス感覚はあるのかもしれないけれど。


だって、外交の要素すら勘定に入れられない連中でしょ(呆)

追記2)
こないだ、マリオ・ドラギECB総裁の日常をまとめたルポを読んだんですが、あの人は静かにものを考えるのが好きで、自分が何を言えば市場がどういう反応をするか、じーっと考えているそうですね。例の「ビリーブミー!」も、それで言ったそうなんですが。


ところで、円安・株高という反応を持って正当化する人が多すぎるんですけど、まあ、一般的にはそれでいいんでしょうが、私、総理大臣までそういう安直な反応でいいわけがないと思うんです。本質的に安定性を欠く「市場」なんてものに、そういう判断を委ねていいわけがないんだ。


ドラギの爪の垢を煎じて飲めとは言わないけれど、もうちょっと見習うべきところってのがありそうに思うんだけど、リフレ派の人たちってそう思わんのだよな。やれ、株が上がったからいいんだ、円安になったからいいんだってそんな議論ばっか。