扇動のための不当表示としての「リフレ派」 part27

https://twitter.com/HALTANHALTAN/status/211719826815721472

http://p.tl/vSti「、クルーグマンを都合よく抜きだすなといいながら、リフレのところだけ都合よく抜きだしてるのはむしろリフレ派のほうで、、、」実はさっきたまたま出先で週現のクルーグマンインタビューを立ち読みしてきたんですが(続く)

https://twitter.com/HALTANHALTAN/status/211720271118340096

(続)もちろん結論は例によって「日本も積極的な金融・財政政策を」なのですが、但しバブル崩壊後の日本がもう二十余年以上もその程度も不可能な理由(TVマスゴミのインフレフォビア、その他私のブログで書いてきたような「経済成長の歪み」に対する無策)の対処法についてはやはり何も逝ってない

https://twitter.com/HALTANHALTAN/status/211720413728874496

↓あ、もちろん現状の日本の電力不足下で本当にそんな生産・消費刺激政策がそもそも可能なのか? についても何の言及も無し、、、もはやクルーグマンもただの論壇消費財でしょうね(少なくとも日本では) 既に何の実効性も無くなってる。

一般に読まれるレベルだとそうなっちゃってるように私も見えます。


もちろん、彼が専門家として他の経済学者と議論する場合はどうか知りませんよ。


問題は、そういう側面、つまり「ただの論壇消費財」でしかないんだということを忘れて、「偉い偉い米国の経済学者様がー」と日本だとやられかねないあたりがどうも気にいらないね。


その「偉い偉い米国の経済学者様」の意見だって、数多いる著名な、また信頼性の高い経済学者のご意見の一つでしかないはずなんだけど、そういう距離感の取り方を一般の素人相手にできなくさせてるという、これがね。


しかも、リフレ派の多くは、クルーグマンと傾向は真逆なのに。


追記
海外の有名人を権威づけに都合よく利用するやり方そのものはニセ科学批判もやってきています。外国人の名前を出す、特に原文を直に読んでたりすると、それだけでインテリ度も信頼性もアップするような気がしますからね。


このあたりについてももうしつこく書いてきたけれども、ニセ科学批判の場合さかんに海外情報を参照する割に、海外の「疑似科学批判」がよって立つところや文脈はなにか、もうまったく無視してしまうところに問題があって、どうにもならない。科学的に間違ったことを指摘しているだけだと本気で信じられかねないところが、本当に問題。


たまたま、先日も海外の友人とお喋りをしていた時に日本の「ニセ科学批判」の話をしたんだが、同様のものがヨーロッパや米国にある文脈や理由について、まあ特に何も言わなくてもお互いに分かるわけです。つまり、フランス革命以来云々という文脈が。あの種の運動は単に間違いをなおしてるだけじゃないんだ。


したがって、海外の「疑似科学批判」の系統がホメオパシーを批判する文脈は、日本で言うなら鍼や漢方なんだけども、ニセ科学批判はこれを是認してしまっているので、根本的に「疑似科学批判」とは別物であることは明らかだ。にもかかわらず、米国の誰それが、と言いたがる。


このあたりの海外ネタの「消費財」っぷりが、もうなんというかね。。

追記2)

https://twitter.com/Zoomchaka/status/212309817845489665

「わたしは円安に反対です」とかそんなん気象現象みたいなもんで、例えば梅雨に賛成も反対もなかろう。しかしこの人らに為替は政府日銀によって操作可能という印象を植え付けたのは誰か

あの人たち、でしょ。。。