ネット○○派 part319 心底

ネット○○派 part318 - 今日の雑談
もちろん、悪いのは「専門家」だけじゃなくて、「○○先生」や「あの××さん」の煽りに乗る素人も問題なんです。そのために、このブログでは同じことを何度も何度も書いているということも言える。ニセ科学批判だけじゃないんですよ。これは単なる例示でしかない。


ただ。それでもやっぱり「○○先生」や「あの××さん」に問いたいのは、おたくら、ついてくる人たちに対して責任負えるの?責任を負うつもりでものを言ってる?ってことです。これは根本的に僕の心底にあるものの一つだと思う。


ネットでもリアルでもそうだろうけれど、なにか「運動」をやって人心を煽ってそれなりの集団をつくって引っ張って行くって、その付いていく人たちに対する責任があるのが本当でしょう?


もちろん、そこで、それでも運動のためには一兵卒も平気で切るんだ、兵卒は死ぬためにあるんだというつもりならそれでいいし、またそうあるべきでもあるんだけども、でもその前提には運動を引っ張って行っているという「責任」が自覚されないといけないと、僕は思う。お人よしかもしれないけれどもね。


で、ネット○○派、なんでもいいが、ネット上の運動をリードする人たちににそこまで責任を負うつもりは全くないでしょう?無責任なんだ。


いろいろと簡単に言ってくれるんだけど、「○○先生」や「あの××さん」がたがそういう責任を感じているとはちょっと見えない。本当にそういう責任を感じているなら、全く別の形で表れてくるはずでもあるんだ。


「兵卒」の集団が勝手に作り上げてくれる自己正当化の論理にのっかってるだけなら、楽だろうけど、ま、何してるんだよって話です。


この辺りの問題は、ソーシャルネットワークで社会が変わるとかうかつに言いだす人間たちにも感じていて、本気でネットを使って社会を変えたいなら、それなりの責任でネットを使って煽ればいい。「運動」なんて自然発生的に生まれるんじゃないんだから。参考例は世界中に転がっている。でも、そこまでやるつもりはないんでしょう?


そうなると、結局ネットに残るものはただのおしゃべりでしかない。おしゃべりでしかないものを、あれこれ理屈をつけて自己正当化することのアホらしさ。このあたりに気がつかないから、ネット○○派って頭の中だけの「正義」によって突っ走っちゃうんじゃないんですか。