「オピニオン･リーダー」たちの無責任 part12

今晩の報道ステーションに少しだけですが、ビデオでコメントします。東電の事業計画。何故株主と銀行を守るのか？本来責任を取るべき者を守って、いきなり国民に負担を求める。さらに、事故の最大の責任者である経産省が東電を自分のものにして、事実上の天下りを派遣する。焼け太りの極致だ。

こいつも元経産官僚だというだけで持ち上げられてるオヤジでしょ。もうこれ、どっから突っ込んだらいいの。

いくらでも国民負担をかけていいんだったら、とっとと東京電力潰して「責任を取らせ」ればよろしかったんだよ。社債や借入金は特例で全部投資家に損をかぶってもらう。賠償なんかも全部後回し。日本経済全体に与える影響も全部無視。

責任とってもらいましょうよ、そうやって。あとどうなるか、責任はあんた取りなさいよ。責任を取れるもんなら、文字通り腹切って死んでくれるんだったらこういうデマゴギーを語ってもいいよ。

こういうデマゴギーを語るものが、単に「元経産官僚」「脱藩官僚」というだけで持ち上げられる。高橋洋一と全く同じ構図だ。

散々、「霞が関」を悪玉に仕立て上げながら、「元官僚」は善玉のヒーロー、善意の人として持ち上げる。

こういうデマゴギーを語るものが相当に悪質なのは言うまでもないことだけど、こういう人をRTしてそうだそうだという池田信夫みたいなのも相当に悪い。

そういう図式がTwitterでこれだけ透けて見えて、しかもネットだけの図式じゃないのに、なんでこれにもっと疑問の声を上げないのか。

東京電力に散々責任をとれとれ言いながら、自分のデマゴギーには責任を取る気がさらさらない連中だ、ということがなんでもっと理解されないのか。

善男善女を相手に、これだけいい加減なことを言い続ける連中のほうが、よっぽど「巨悪」じゃないか。。。！
→池田信夫 blog : 本当の「巨悪」はどこにあるか

。。。だから、ネットで欲しい情報を求めるなんてやめたほうがいい、無理だといってんだよ。。。orz

（追記）
ネット○○派として問題なのは、批判対象のダブルスタンダードをなにが正当化させているか、ということですよ。また書きますけどね。

上杉隆は滅茶苦茶に叩く、武田邦彦も叩く、早川由紀夫も叩く。池田信夫も叩く。それはいい。

。。。じゃ、なんで高橋洋一は滅茶苦茶にしないの。

書くのも読むのも個人の自由だから、そういう人だと思って読む分には全く構わないんだけど、同じことをやっても明らかに扱いに差があって、それを正当化させてる根拠はなんだというんだ。

それって結局、あるグループ、つまりここではネット○○派が恣意的に勝手に批判対象の線引きをやってるだけで、つまりなにが正しいか否かを決めてるのは単なる烏合の衆だろう、というのが僕の考えで、ネット○○派に対する疑問。

まあ、また駄文を書きます。