ネット○○派 part275 ニワトリと卵
http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20110810/p1
はい仰る通りです。純然たる会社=営利事業なんです、あそこ。具体的には「セミナー主催」「編プロ的業務全般」「メルマガ販売」「その他各種企画下請け業」という処でしょうか? ここでチキたんとかは自ら「タレント」「ライター」としてあちこちに顔を出して必死に頑張って居られるわけです。
「代表取締役」は芹沢さんですが、チキたんやE田さんなどもどうも経営陣という体裁になるらしい(http://synodos.jp/about) ADVISERが橋本努・安田洋祐・吉田徹ですって(、、、ぶっちゃけアホらしい)
「会社」である以上、もちろん「儲からない」ことはしないわけですよ。
はっきり言えば「売れる」オピニオンしか出す気は無いのが本音でしょうね。
ネット上に会社概要みたいなのはないかなと思ったけど、どうもないのかな。決算とか、ただの野次馬根性だけど、見られるもんなら見てみたいなあ。
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芹沢一也さんのWikipediaを見たら、シノドス設立に関する時期だけは分かる。
芹沢一也 - Wikipedia
2006.4〜2008.10 『論座』(朝日新聞出版社)にて「犯罪季評 ホラーハウス社会を読む」を連載。
2007.4 「知の交流スペース」シノドスを立ち上げる。
2008.4 メールマガジン「αシノドス」(荻上チキ編集長)を創刊。
2009.9 株式会社シノドスを、評論家荻上チキ、エコノミスト飯田泰之とともに設立。同社には社会哲学者の橋本努、政治学者の吉田徹、経済学者の安田洋祐などもアドバイザーとして参加している。
2009.12 メルマガ「現代用語の基礎知識 for mobile」を創刊。
2010.1〜2010.12 共同通信社にて「論考2010」を連載。
2010.6 「シノドス・ジャーナル」を創刊。
2010.7〜 『日経ビジネスアソシエ』(日経BP社)にて「インテリブリッジ」を連載中。
「インテリブリッジ」っ!。。。ひどい日本語だねぇ。
結局あれかあ。ネット経由で知名度や信頼度を上げておいて、というやり方が、Twitterだとうまくいきやすい部分があるかもしれないなあ。「知的」とか「○○大学」で脅かしておいたら、まずたいていの人は恐れ入るもの。。。
まあ、Twitterが有名人にとっては結構な宣伝媒体なのは分かってたけど、シノドスに物を書くような人たちからしたら、Twitterは使い勝手がいいんでしょう。そらあ、Twitterの悪口や問題点なんて、誰も書けないわなぁ。
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もっとも、ネットの「読み手」も問題。
「知的」だの「知」ってな言葉に釣られて、「知的」な文章を読む「知的」なオレ、を演じるのもいいし、人の勝手だけれども、それがどうしたのか、それでどうなるのかちょっと真面目に考えてみたらどうなの。
変なのが無駄に増殖するだけ、、、というか、一応それなりに「賢い人」の層がこれでは困るんだわ。普段見下している「あたまが悪い」人たちに対する責任があるんだよ。参ったね。
「株式会社シノドス」と見かけたときに「『売れる』オピニオンしか出す気は無い」というのが僕も真っ先に頭に浮かんだんだけど、ニワトリと卵かもしれないが、需要があるから売るんだもの。売れれば売れるほど、プライドだけはイッチョマエの「インテリ」が増えるだけという悪循環 orz。
そりゃ、Twitterだと、真面目・知的な話のはずがそれは見かけだけで実質「ネタ」にしかならんわけだわ。
やっぱり。シノドスの決算書を見たくなってきたなw。