ネット○○派 part363
高橋洋一がまた例によって吹いてた、というかなんか僕にも分かる間違いといか情報の捻じ曲げをやって日銀悪玉論煽りやってたので、その筋の人たちはどういう反応するんだろうかと思ったら、もう全くの無反応で、喜んでるのはリフレ派だけだった。
つまり、もう高橋洋一はそういう人だという認識が浸透していて、ネタ扱いしかされてないことが分かって、それはいいんだけれども、じゃあ、あのリフレ派や、リフレ派じゃなくてもああいうものを読んでうっかり感心してしまう人たちに対してどうすりゃいいのかというと、どうにもできない。
いや、その記事の何がおかしいかとか、ここで書いてもいいんだけども。
僕のいつもの議論からすると、最終的にはこの手の人たちはよっぽどでない限り放置の一手でいいんで、まあ、なんか言いたくなるけど、そこはもうどうにも仕方がない。
・・・
で、高橋洋一が厄介なのは、確かに三菱東京UFJ銀行のシミュレーションの話は、その筋界隈でもツッコミが入っていて、そこは必ずしもウソを書いてるわけじゃなくて、むしろ逆の方向から煽りたがってる人たちが無駄に煽っている感じ。
ようは、煽りが方向が違うだけで同形。
このへんで、右も左も、今も昔も、みんないい加減なこと吹いて善男善女たちをつってたんだなあと。
ネットは、そのへんがよく見えるんだ、、、本当はせっかくだからもっと怒ったほうがいいと思うんだけど。
ま、どうでもいいっちゃあどうでもいいんだけど、チキさんのラジオに、高橋洋一と小幡績を呼んでインフレーションターゲッティングについて議論したらしい。
あ、そ、ふーんで終わるんだけど。。。
Dig | TBS RADIO 954kHz
熱が入りすぎた部分も一部。
過度なクロストークはラジオでは難しいですね。
高橋洋一は言うまでもなくリフレ派で、一方で小幡績はリフレに懐疑的なスタンスをずっと取ってて、、、なんか最近の東洋経済の記事にも突っ込みが入っていたけれど、とりあえず相当に変な人だというのはブログやTwitterを見ていれば分かる。
ただ、高橋洋一と小幡績と議論させれば盛り上がるのは容易に想像できることなので、つまりいいネタだなぁという。
で、久しぶりにシノドスのサイトでも覗こうかと思った。高橋洋一なんて、リフレ派でもシノドスに入ってなかったじゃないかと思ったんだけども、、、2011年からシノドスの「レクチャー」をやっていたorz
http://synodos.jp/seminar_lecture/lecture-backnumber
http://synodos.jp/lecture/lecture2011/1627
本レクチャーでは、この私の経験を踏まえた上で、正しいデータ解析方法や統計のウソを見破る方法を、具体例を挙げて解説します。
なんだそうだ。本職でデータ解析だ統計だやってる人たちは怒るよ、そら。
「最後に今回の講演料は被災地に寄付させていただきます」ということで、まあ、宣伝ができればよしとするということなんだろうけれども、ネットと組み合わせた「論壇w」のお商売も、なんというかね。。。
いい商売だなあ。ましてちょっとした大学の肩書さえついてれば、相当いい加減なことを吹いていても誰も怒らないどころか喜んで金を払うんだわ。うーん、ぼろい商売だなあ。
(追記2)
http://synodos.livedoor.biz/archives/1888481.html
http://synodos.livedoor.biz/archives/cat_64743.html
うっかり流し読みしてしまったんだけれども、
「結局、ネットなんて便所の落書きだった」
ということから出発した方がいいと僕なんかは思うので、こんなところにいろいろ期待するのは根本的に間違いだろうと思う。
ま、お商売の話もちゃんとしてるのはいいし、それはそれでいいんだけれども、じゃ、本当に金出してやるだけのものがあるのか、というと換金回路ができるような書き手に限ってなかなかろくなものがいないという。
いずれにせよ、なんか幻想を吹くことでそこで一般ピープルを釣って金を出させる手法は昔ながらというべきかもしれない。つまり、単なるネタを提供しているだけで、それでおまんまが頂けたらありがたいと。いや、いいんですよ、人間だから飯食わなきゃいけない。
でも、一般ピープルが釣られているその中身は、幻想だったり単なるネタでしかないと言っておくことは、それはそれであってもいいんだろうと思う。ひでえ不良品売りつけんなよ、くらいは言ってもいい。