ネット○○派

経済問題はよく分からないのでここではそれは置いておいて、と。
「リフレ派」は何をやってるんだろう

・巷にあふれるトンデモ経済本と見かけ上大差ないチープな論争本の量産。ターゲットの一般人にはその質が他とどう異なっているのか判断しようがない

ああ、と学会だ。ま、と学会の本はマジに受け取る必要はないのでましか。

クルーグマンスティグリッツが・・・・・・、とお馴染みの名前の列挙。それはいいけどなぜ海外のジャーナルに査読論文を載せたり、そういう大御所たちと直接意見交換したり、自分たちの権威をアップさせるような実績を積まないのか

あの、結局そういう海外の大御所の名前を使うと、すごく楽ですよねえ。アメリカのこんな偉い人が言ってるんだって話で人を丸めこませるのに。ホメオパシー批判やニセ科学批判なんかでも「英国の○○Committeeでは。。。」とか「マーティン・ガーディナーが・・・」とか「The Skeptic's Dictionaryの、、、」とか言ってりゃいいんですから。


疑わしく思われるのは、こういう権威の使い方って単に欧米コンプレックスの反映じゃないんですか?シモンチーニの場合もそうだけど、日本はニセ科学が蔓延する情けない国だとか思ってる人がなぜかいるし。んなのどこの国でも大同小異なのにさ。


いや、僕はナショナリストではないつもりだし、何でも日本は「一番やー」とオマリーみたいな言い方は全くしないけれども、でも、ねえ。なんか変でしょ。


あと、日本でCSIとつるんでるのって、と学会系統の疑似科学批判超常現象批判グループで、ニセ科学批判はないみたい。あるのかな。。。ま、この辺りもなんか変。菊池誠とジェームズ・ランディが対談するとか、どうしてやらないの??

ツイッターで公開内輪悪口大会、被害妄想と陰謀論と終末論の嵐
・友敵区別の過激化。カンタンな行き違いで「敵」認定して常軌を逸した罵倒の嵐

それは先日すこし見てしまって、頭に血が上った。常軌を逸した罵倒をしてるかどうか知らんが、「友敵区別」をしてるのはさすがに。経済学の場合は党派争いになるから余計に過激になるでしょうけど、ニセ科学批判で「あっち側」とか言って相手を分かった気になってるってのは、ちょっとねえ。。。ああ、もう、ああいう世界のTwitterなんてチラ見でもするもんじゃありませんな。

この局面で、ファナティックな先鋭カルト集団化への道を自分たちで選んで突き進んでおいて、「リフレ派が世間に受け容れられない」とか自己憐憫に浸るのは、ちょっと違うだろとしか言いようがない。

もうちょっとマイルドにいうと、ニセ科学の蔓延は問題だと頭の中の問題意識だけは過剰にあって、その問題意識を共有できない人間は排除してるくせに、世間の理解がないだの「懐疑論者の事典」の一般の評価が高くないのは出版社の営業力の問題だだのと文句だけは垂れる。とんだマスターベーションをしてるだけで、だれが理解だの評価だのしてくれますか、という。