ネット○○派 part339

稲葉振一郎TweetがRTされてきたのを見て、早川由紀夫の暴論並みに不愉快。あの人ら、単にリフレ派とニセ科学批判が黒木掲示板でつるんでた縁があるだけじゃないか。自分たちが何やってるか、ホント分かってないんだね。


リフレ派といいニセ科学批判といい、この手のインテリのなんちゃって社会参加・自己満足のためにいろいろ理屈をくっつけて正当化させてきただけ。


ニセ科学は科学的に間違っていると言うことと、ニセ科学は科学的に間違っていると言うために徒党を組むこととは分けられるべきだし、リフレ論にそれなりの妥当性があることと、リフレ派として徒党を組んでリフレのために「リアルポリティクスw」やって日銀叩きを無駄にやることとは分けられるべきですよ。


どちらにも共通して言えることは、インテリのオナニーだというだけであって、ニセ科学もリフレも結局なんだっていいんじゃないか。

追記
リフレ派って、あんなことやってたって長期的にも短期的にもリフレの実現なんて無理なのに。何言ってんだろうか。

追記2)
僕が「ニセ科学」の類にわりに寛容なのは、自分がニセ科学批判に同調して、ニセ科学批判のあの調子でやってるときはかまわないが、もし自分に矛先が向けられたらどうなるかと想像すると、怖いからだ。彼らがやってるのは、議論じゃなくて単に無茶を言って数でボコってるだけだから。


もう滑稽で仕方がないのは、ニセ科学批判の人たちは、別種の問題でおなじような理路で攻め立てられたらどう思うかどう感じるかという想像が全くない。


加えて、僕がそもそもネット右翼っぽいことをやりかけていたし、またあれにちょっと加担したこともあって、そういう反省もある。


だから、ニセ科学批判なんかに同調しているよりは、「ニセ科学」の類のものがある世の中のほうがよほどましだと僕は思う。


また、「ニセ科学」の類に引っかかるような人たちとニセ科学批判をやるようなインテリとのコミュニケーションのできなさについて、絶望がたりないから踏み絵論法や脅迫で同調させようとするのであって、本当に絶望すれば「原子力ムラ」のように閉じこもるしかなくなるかもしれない。で、どうせなら「科学者の一市民としての社会参加」なんぞというご大層なお題目を立てずに、閉じこもってもらっておいた方がましだ。


リフレをやるのに、リフレ派なんてやってるから長期的にも短期的にも無意味どころか余計な反発を買って支持者を失っているわけで、近頃リフレ派には憤りが抑えきれない部分があるんだけれども、稲葉振一郎Tweetをみてちょっとたまらんなと思った次第。あんなものをRTするなよ。