ネット○○派 part396

ホメオパシー叩きとかニセ科学批判って、ホントに小さい問題になってしまったなあ。。。


。。。ネット○○派の生態としてはリフレ派もニセ科学批判も基本的にはネット右翼と同じで、つまりネットで人と無暗につながるとそうなりやすいということなんじゃないかと思うんだけど、他方で確かに問題の規模というのがあって、ニセ科学批判もおそらくネット右翼も、他の反対運動も、リフレ派の連中の煽りに比べたらたぶん大したことないんだな。ネットだけみたらリフレ派つっても大したことないし、選挙に大きく影響するほどのものがありますかつってもそうそうないと思うんだけども、やっぱりリアルとの結びつきが一番深いのはリフレ派なんでしょう、結局のところ。

・・・

ネットの影響でリフレ派に動員される人なんて実際には知れているはずだけど、彼らの主張が薄く広くひろがっている部分があるのは、どうも、という。(しかもリフレ派の場合は、みんなの党あたりのホラと極右のホラがリフレ論とセットになりかねないし。)


もうひとつ。リフレどうこう以前に、日本の場合、ちゃんとした左派がいないことも、色々なねじれっぷりの原因で、大きい政府を主張するなら、きちんと財源のことも言う、まともな人がこれまで少なかった。そのことを棚上げして、左サイドからいろいろ批判するのはどうも、いかがなものかと、常々思う。


右側にしろ左側にしろ、煽るだけ煽っておいて、とにかく自分サイドに味方を増やしておいたら、あと何もないということの繰り返しは、もうそろそろやめにしませんかと。ま、やってもいいけど、もうちょっとましな議論したほうがいいんじゃないの。

追記
小泉さん以降、政治家が小泉さんの真似をしたがるのは、まだ分かる気がする。いいか悪いかはとりあえずおいておいて。


ただ、政治家でもないのにそういうことをやりたがる、たとえばリフレ派が官僚陰謀論・日銀悪玉論を煽ってひたすら叩くとか、あの類は、、、ま、たしかにリフレ派の場合はもろに政治運動だからという面はあるけれど、、、ネットの釣りも運動で、やっぱり受けがいいから、みんな似てくるということもある、かもしれない。


そこはニセ科学批判も同じで、ニセ科学を絶対悪にしてしまって散々みなで叩いて、自分たちを正しい側においてしまうというやり方は、政治運動としてはなるほどなぁと。いいか悪いかはとりあえずおいておいて。。。ニセ科学批判の場合は煽り手の先生たちはある意味では真面目でしょうけどね。


今、なんとなく思うのは、支離滅裂な世論に俗受けするために煽る人たち(インテリ・知識人や高学歴な人たちもそこに含まれるわけなんだけど)の問題が、ネットにも反映されてるんじゃないのかな、と思うけれども。


俗受けする煽り手がいてもいい。だけど、本当だったら、真面目な人は確かにたくさんいるんだから、もうちょっとこの手の俗受け狙いの煽りに対する文句が大きな声で言われてもいいんじゃないか、とは。それだけでも随分景色は変わってくるように思うんだけれども。