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こんなのがちょっとした話題になったらしい。
アメリカのDr.Fauciが始球式に臨んだ後に観戦している風景だが、マスクを外している。
私はファウチのこんな行動をとやかく言う趣味はないし、むしろ外すべきだとすら思うくらいだが、しかし言い訳がふるっている。
飲み物をちょっと飲むため、はまだいいとして、「前日検査したら陰性だった」という言い訳は、こりゃあさすがにないだろう。
良くないと思うのは2枚目で、奥さんが完全にマスクを外してリラックスしている。繰り返すが、私はそれが当然だと思うけれども、さすがにあれだけマスクは重要な武器だと明言してきておいて、それはなんだという話になって当然だ。
「前日テストしたら陰性だからいいと思った」という言い訳を解釈するについて、可能性は二つある。
1 ファウチは本格的にバカである。
2 ファウチはそもそもマスクの効果がそれほどないのは重々承知で、単に人々に一定の警戒を与えるためのツールとしてマスクを利用しているに過ぎないことをよく知っている。
私は2の方だと思うが、それにしても、「マスクの効果を立証する調査が次々あるんですよ!!!!」と言い出して信じ込んでいるアメリカ人の頑迷さにはほとほと。
つまり、ファウチは、一般のアメリカ人の知性レベルがその程度であることを見切っているわけで、結論としては、マスクするしないを政治化してしまったアメリカ人(今ややこの愚行はアメリカだけにとどまらないのだが)は本当にバカだ、ということに尽きる。