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ネット上で保守派・極右の扇動をする人たちの資金源はどうなっているのかと、これは人権擁護法案反対運動のころから疑問だったが、先日、なるほどということがあった。
安倍さんを支持する極右・保守派のパーティーに参加した人がいる。この人は大変なお金持ちで、「ちょっと散歩に」とエジプトのピラミッドに行くレベルの大金持ちだが、このパーティーには安倍首相や保守派の政治家だけではなくて、チャンネル桜の水島総、金美齢、ケント・ギルバートなどのその界隈では名の知れた錚々たる人物たちが参加している。
彼らと写真を撮りまくってSNSにアップするわけだけれども、この人のお嬢さんというのがまたすごくて、「杉田水脈さんを日本の首相に!」と真顔で書いていたりする。
お嬢さんは当然、安倍昭惠とも親しく、慈善活動のようなものにも一緒に行っているし、しょっちゅう二人で写真を撮っている。
ああ、安倍首相夫人の経営するお店に行って酒でも飲んで、学校建設のお願いでもしようか、と私も冗談を言ったくらいだが、しかし若い女性が「杉田水脈を日本の首相に!」と言い出してしまう狂気の世界が本当に存在しており、その父親が保守派・極右の大口のスポンサーであったりするわけだ。
スポンサーとなっているからにはそれなりの見返りがあるのだろうけれども、それはともかく、この資金のごく一部が、まわりまわってTwitterなどのネットの扇動要員のための手当となっているのは、まず間違いない。
かねてからの疑問の答えの一部を、目の当たりにする機会がありました、という話である。