ネット○○派 part222 

これをスルーすると、僕がダブスタの人になっちゃう(笑)。
http://twitter.com/HayakawaYukio/status/44183718428028928

入試制度の根幹が揺らいだのかそうでないのかはっきりしろ。発覚したのは氷山の一角であって、大いに揺らいで事態は深刻だというなら、京大だけでなく今年いままで行なわれたすべての入試がやり直した。揺らいでないなら不当逮捕だ。すみやかに釈放して謝罪せよ。

例によって早川由紀夫先生、相変わらずふくなあと、のどかに眺めておくべき場面であって、僕は別の意見を持っている。でもまあ、ありきたりになると思うのでここには書かない。


ただ、早川先生は自由主義者として一貫しているなあと思うのみ。水伝やホメオパシーの扱いから一貫してぶれてない。


・・・早川先生をバカにするのも呆れるのも簡単だけど、ニセ科学批判の人たちの勘違いってのをうまく浮き彫りにしてくれている部分があるんですよ、これだけ徹底した自由主義者ならば。


いつも書くように、ニセ科学批判は科学の問題と「世間の道徳」・社会の問題と二股かけて論じて、絶対に負けない議論を構築したつもりになってるんだけれども、本当は社会の問題の部分は科学の問題ではないので、単純な正誤で言えないってことなんですよね。立場によって意見が変わって当たり前の世界になるから。


早川先生は自由主義者なので、社会に関する部分はそういう立場で論じる。だから、他の人と意見が違うということはありうる。


他方でニセ科学批判の人たちって、二股かけているという自覚すらない上に「自分たちは正しい」と信じているので、他人と意見が違うことがあるということが分からないし、自分たちに向けられた批判や疑問が許せなくなる。


自由主義者の先生のホラTweetが体現してくれているものってことが、あるわけですよ。ホラというと、先生は本気だろうから、怒られてしまうだろうけれどもね。