日本青年会議所の「ネット工作」の話で、担当の人間が安倍さんと写っている写真らしいものを見た。

あれが結構、大事で、JCの会員にとっては、組織の中のポストが上がって行ってそれに伴って使う金額も大きくなり、たとえ8ケタの費用がかかっても総理大臣に会える、そういう経験ができるというのが自慢のタネらしい。

私は、総理大臣に会えると言われても、だから?としか思えないほうだ。総理と話すことに意味がある、中身があるなら分かるけれども、一緒に写真におさまるくらいならば、それほどたいしたことじゃない。そこらの商店主でも、チャンスがあれば写真を撮って、その写真を店先に飾ってあったりするものだ。

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一般に日本青年会議所には2代目3代目の跡継ぎが入るものと思われている。今でも基本的にはそうなっているが、会員数の減少でそればかりも言っていられなくなっているらしいというのは、すでに書いた。

8ケタ費用がかかっても総理大臣に会えるような経験ができる!というのがアピールになると信じている、この発想の貧困、小ささを思うと、何が2代目3代目の跡継ぎか、と。