私がTwitterをやめた理由

はてな匿名ダイアリーに次の文章を書いた。

http://anond.hatelabo.jp/20170531155516

最近、Twitter をやめた。

理由は、フォローしている人たちの安倍政権に対する擁護ぶりがあまりにもひどくて、耐えがたくなった。

自分はどちらかといえば中道右派だと思うが、「左派だって安倍政権批判で牽強付会がひどいじゃないか」と言われたらそれまでで自分も左派には批判的だ。

でも、だからと言って右派に対してなんでもかんでも肩入れしろとは思わない。

自分が支持するものであっても、批判するべきものは批判するべきであって、無理やり擁護したって、それは左派と同じことをやってるだけにしかならない。つまり党派性がひどくなりすぎることにしかならない。

最近出ているスキャンダルと、それに対する対応を見ていると擁護のしようがないんだが、それでも無理やり擁護して、左派を笑って済んだ気になっている人たちにもう耐えられない。これがそこらのアホならともかく、高学歴高収入で、社会的には割にしっかりしている人たちの認識だとなると、絶望しかない。

最後は「経済政策が」ということになるけれども、これは検証がどうしたって必要で、肝心かなめの鳴り物入りの「リフレ政策」は完全な失敗だったとしか言いようがないのに、それが言えないから日本銀行は、メンツをつぶさずにどうやって撤退するかしか考えてない。櫻井眞審議委員はリフレ派だったはずなのに、まるで白川さんとおなじになっていて、日本銀行内部の空気が伝わってくるのに、にもかかわらずリフレ派が怒らない、おかしいと言わない。

つまり、今の安倍政権のいいところとして唯一挙げられるのは政局の安定性だけということになるんだと思うけど、それがスキャンダルに対してこういう対応しかできてない、そしてそれに対してたいした反応がないという状況は絶望するしかない。

そういう状況を、毎日毎日、Twitter で確認するのはもう耐えられない。

だからやめた。