「忖度」を生じさせたものの責任 松井一郎の場合
松井一郎はこういうことを言っていたらしいが。
キャオ@大阪トホホ団亡者戯 on Twitter: "松井さん、とうとうここまで言うようになったかw… "
画像にのっている松井発言を書き写すと。
「それはもう 役所 組織 みんなでおもんぱかったんでしょう」
「安倍総理が総理大臣ですから」
「その奥さんが名誉校長をされている学校に対して その申請に対してはね」
「受ける側の職員 皆さんが この申請がうまくいくようにね」
この松井一郎の言い分は、二つの点で狡猾だ。
一つは、安倍総理とその妻を持ち出して、だから役所サイドで「忖度」があったのだろうと言って、自分のことは言っていない点。
もう一つは、「忖度」はあったんだろうとして、直接の指示はしていないかのように言っている点。
どう転んでも自分が責任を取らないようなポジション取りをしていて、きわめて狡猾だ。
松井一郎に責任は一切ないかというと、「んなわけねぇだろ」というところで、そういう「忖度」をさせているのは松井一郎自身だ。おそらくこの件で一番重い責任を取らなきゃいけない人は松井一郎じゃないか。
松井一郎は2011年から大阪府知事であり、その方面への利益誘導は常態化していたと考えていたほうがいい。当然、役人の「忖度」は当たり前になっていたんだろう。
どうしてそういう「忖度」が可能になっていたか。理由は松井一郎の出生・経歴がすべてを物語っている。大阪ではひどい行政がまかり通っていたんだと思うよりほかない。
つまり、維新の会とは、そういう政党なのである。こういう人たちとつながりを持っていた安倍総理の責任は絶対に問われなければならない。