呑兵衛雑談(9) 荒野を目の前にして何を思うか

池田信夫と意見が同じになってる。何かの間違いではないかと思ったが、ニセ科学批判についてはかの早川由紀夫先生と同じことを言った私である。恐れるものは何もないのだ。

ワイドショー化する政治 小選挙区制で国会は「老人独裁」になる(2/3) | JBpress(日本ビジネスプレス)

分からないのは、野党の対応だ。どうせ自公政権は変わらないのだから、1つぐらい「予定通り増税して財政を健全化すべきだ」という党が出てくるかと思ったら、共産党から次世代の党に至るまで、すべて先送り賛成である。

 このようなポピュリズム大衆迎合)の傾向は昔から指摘されてきたが、今回の選挙は特にひどい。国会が顧客志向になってワイドショー化し

ている。

でも次の一節は同意しない。
ワイドショー化する政治 小選挙区制で国会は「老人独裁」になる(3/3) | JBpress(日本ビジネスプレス)

これが民主主義というものだが、宿命というわけではない。

私は、これは民主主義「ではない」と思う。多様な意見のないところに民主主義は成立しえないからだ。日本人は、多様性を否定する方向に走っている。だからポピュリズム批判が必要なんだろうと思う。

しかし、現実はこういうことなんであって、目の前に広がっているのは荒野しかない、と言っていいんだろう。