ネット○○派 part442

ネットの徒党の問題の一つは、徒党が正義の鉄槌を下すときの判断やその基準がその場の「空気」に依存しているので公平でない、ということだとは何度も書いてきたところで、論理性を重んずるはずのニセ科学批判ですらホメオパシーは批判できて漢方は批判できない、という体たらくであると。


うっかり見てしまったのだけれど、なんで誤情報はダメだのデマはダメだの散々言われながら、「財務省が消費税増税にこだわる理由」は「「歳出権」の最大化という目標」だとして、「そのような考え方が行き着く先は、個人の権利が官僚の利権のために当たり前のように蹂躙される、今の中国のような社会」なんぞと言いだす人のブログがもてはやされる(た)のはなんなんだと。


もちろん、本人はそういうことを書いてもいいと思うし自由だと思うが、こういうアホくさい議論が他の人と同様に徒党による罵倒にさらされない理由はいったい何なのか。


そこの判断に合理的な判断や基準なんて一切ないようにしか見えないんで、だからおかしいよと。