ネット○○派 part428

例えばこういう記述を見つけちゃったんですけどね。。。
infobloga氏とニセ科学批判批判とホメオパシー - Togetter

infobloga氏は一体何を問題にしているのか?
レメディに効果が無いこと、ホメオパシーを排除すべきことというのは共通認識らしいのだが…

ホメオパシーを排除すべ」しとあっさり書かれてしまっているんですよね。


もうこれは何度でも書きたいと思いますが、ある物にたいして、それが社会悪であるとか害悪であるとか、そのような理由を持って「排除すべし」という論理構成は極めて危険だ、ということです。。。これは、もうこのブログを通して散々書いてきたところです。


やるにしても相当な慎重さを要します。


でないと、ネット右翼が「在日朝鮮人」の「害」を糾弾して日本社会から「排除しろ」と言うのと、まったく同じことになります。


で、これを言うと、ネット右翼が指摘する「実害」はウソだが、ニセ科学批判が指摘する「実害」は本当だ、と反論されます。


もちろん、虚偽の「実害」をもってある対象を排除せしめんとすることは許されないことですが、その「実害」が本当なら、もしかりに排除しようとするならば、余計に慎重になるべきであります。


そのくらいに、民主主義社会、基本的人権の尊重を前提とする社会では、ある物の「排除」は極めて困難だろうと、私は思っています。逆にいえば、そんな簡単に「排除」認定されるような社会は実に怖いと言わざるを得ない。


逆に言いましょうか。


ネット右翼在特会の「実害」は誰の目にも明らかですが、あれを排除することは、よほどなことでない限り、まず不可能なんじゃないかと思います。そういう社会なので。


私たちは、ネット右翼在特会と「共存」せざるを得ない社会に住んでいます。そういうものなんです。

・・・

ニセ科学批判の人たちは、ニセ科学「認定」から「排除」への流れを、あまりに簡単に考えすぎています。まあ、このあたりも散々書いてきたところではあるんですが。


追記
私にとっては、橋下徹あたりが鬼門でありまして、上記のようなことは重々承知していながらも、ああいうのはとっととぶっ殺すしかないのに何をやっとるんだ、とはっきりそう思っています。実際、そうするしか打つ手がないんだろうと思います。(なぜ橋下徹を殺すしか打つ手がなさそうなのか、はまた書いてもいいのかもしれないけど、まあさすがにねえ。。。ようは、民主主義のいわば自家撞着みたなものなんじゃないんですか、あれは。化け物ですよ)


ただ、民主主義社会であって、また法治国家である以上、たとえ異常者であっても法律知識を持たせてしまえば隙なく行動できてしまうわけで、そうであれば存在を認めるよりない、というのが建前であるので、それは尊重しておくことにしたいと思います。


。。。まあ、それでもとっとと殺してしまえと思ってるんですが。で、私は割にこういう激しい(笑)人間ですけれども、それでもニセ科学批判の態度は間違いだとはっきり言うべきであると、こう確信している次第であります。