扇動のための不当表示としての「リフレ派」 part43

なんか、無駄にやたら再反論してきたそうで、ちょっと見たけどもういいですわ。というのも、最初の反論の、

https://twitter.com/yasudayasu_t/status/218795943384977410

金融政策を中心に考える者が多いのは、大きな政府/小さな政府という党派的な問題ではなく、コストベネフィットという基準である程度は公共投資の規模が決まってしまうので、景気調節のために用いると弊害があるから。それを小さな政府的とみなすのは筋違い

で、これが反論になってると信じられる人だというあたりで、だいたい分かったのでもういいですという感じですね。

・・・

ニセ科学批判もそうなんだけど、見かけ上、客観的な理屈をこしらえたら、それを正しいものとして信じる、のはまだしも、そこに主観的な要素がない、今の場合ならば党派性がないと思える、信じられるという人がいるんですよ、困ったことに。


そうなると、自分の党派性に無自覚なまま、「客観的な理屈」を展開していけばよいだけになるし、それでいいことになってしまう。


ま、それに引っかかる善男善女のみなさんもおられると思うんですけどね。でも、もうそういうのいいよ、と。


いくら言ってみたところで、客観性の高そうな理屈で論じ立てたところで、あんたがたは専門家の多数の支持を得られなかったし、「増税翼賛会w」国会で負けたのが現実じゃないかと。

追記
https://twitter.com/finalvent/status/218868514327494657

原発再開阻止のデモとかに何ら異論はないけど、日本に迫る危機という点では増税翼賛会の比ではないように思う。

単純に目先の電力問題を脇に置いてなーにを言っとるんだ、というのはともかく、さすがにこれは突っ込みを入れると、まず一つはデモそのものは別に自由だから誰が何をやってもいいんだけど、でも今の空気は「正義」の空気が単に昂進してるだけで、それこそ普段批判してきたことなんじゃないですかというところが一点。


それから、「増税翼賛会」云々言う前に、高橋洋一を持ち上げ続けたことの反省をしてくださいということ。リフレ派内部の批判が出来ずに、なんで専門家なり素人なり、多数の支持が得られるような集団が形成できるのか。まず高橋を批判することから始めるべきだ。


最後に、本来、「シバキアゲ」「清算主義」に反対するものとして生まれたはずの日本のリフレ派が、もういまや自分たちのほうが「感情やイデオロギーによって盲目にな」ってしまっている現実について、もっと直視してください。リフレ派のほうが、「正義」の空気で動く集団になっていて、まさに普段から批判してきたところのものではないかと。


別にこれに対する本人からのリアクションを求める気はないんだけれども、ただ、それ以外の人たち、読者の人たちにこの辺りのことについてどう思うのか、もうちょっとよく考えてもらいたいとは思う。

https://twitter.com/deadcatbouncepn/status/219092797020577794

リフレ厨と反原発が近いのは、脱藩官僚が政敵を「御用」レッテル貼って煽るあたりだよね。要は東大コンプレックスなんでしょ、俺は関係ない世界だけど

リフレと反原発が近い、という認識がもっと広まればよいと思うんだけど、だけど本来のリフレ論者からすれば、というか経済の問題を論ずるならば、リフレと反原発が近いなんてことが、あってはならないはずなんだ。。。


。。。でもこれが現実なんですよねorz 。

追記2)
https://twitter.com/gion_mkt/status/219439582511501314

高橋さん的なスタンスだと拡張的な財政支出はアウトなの? RT @hatebueconomics: 【日本の解き方】動き出す200兆円公共投資増税談合で利権分け前か - 政治・社会 - ZAKZAK http://bit.ly/LOJzT3

という呑気なことを言っている金融屋さんですが、一言。


「アウトに決まってるだろ!」


・・・ということでここは一つ。


だいたい今までの彼の書き物や、みんな・維新との連携などをみたら、財政を出すことに否定的なのはあきらか、ですわね。しかも、上の↑人みたいな反応もあるわけで。


にもかかわらず、こういうスタンスを取ることは決して小さな政府を志向することを意味しないそうですが。ただし、自民党の200兆云々というのはホラもすぎて付き合いきれんというのは当然のこととして。