扇動のための不当表示としての「リフレ派」 part32

消費税上げで与野党一致ということで、特に言うことは何もないんだけれども。


消費税上げとリフレを対立的な構図に据えて論じることがはたして正しいのかどうかよく分からない(英国のように緊縮財政をやりながら、金融緩和を大きくやるという国もあるそうなので)けれども、対立的に捉えるとここは致しましょう。


実際、反消費税なリフレの人は多いわけでもあり。


ま、つまり、日本で、政権を担当したことのある、一応それなりに責任をになってきた政党が、結局消費税のほうを選択したということなんじゃないんですか。


リフレ派の明らかな敗北、でしょう?
http://d.hatena.ne.jp/jura03/20120615/p2

本当に信用できる話だったら、素人を釣ってないで、プロの学者や専門家を説得して多数派を形成しなさいと言うんだ。プロを説得できないで、多数派形成には時間がかかるだなんだ言いわけして、そんで自分たちの考えの通りにやらない中央銀行や行政当局を叩いてるんだったら、こんな安易なことはない。

まさにここのところで「敗北」してるから、こうなるわけで。


あんたがた今まで何やって来たの?ってことですよ。


それでも悪いのは官僚がバカだからだなんだと言い続けるのって、単に自分が悪いのを認めたくないとだだっこのように振る舞ってるだけじゃないかな。


・・・いや、もっとも、リフレ派の人たちはまだいいんですよ。もうどうしようもないんだから。ただ、リフレ派にあてられた人たちが、こうねえ。見てられないよ、ほんと。

・・・

ただし、繰り返し念を押しておくと、消費税上げとリフレを対立的に捉えるなら、という前提で考えるとこうなるという話で、そうでないんだったら、まあね。


もっとも、それじゃあなんでおたくらあんなに消費税に反対するのってことになるんだけど。リフレに賛成してくれるんだったら、右でも左でも脱原発原発推進も、なんだっていいはずじゃなかったの?