「オピニオン・リーダー」たちの無責任 part25

【東電不払い方法教えます】 ATMで1円少なく振り込む
これがすごいんだ。わざと一円少なく振りこんで嫌がらせすると言って、まあひどい話だと思うんだけど、写真の下についてる説明がまたひどい。「重要」「お客様へのお知らせ」と表にある袋を手に持ち、

東電が送りつけてきた封筒には「電気供給停止のお知らせ」が入っている。

東電が「送りつけてきた」封筒。。。


もういっちょ。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120508/biz12050821390042-n1.htm

 賠償をめぐっては、分厚く難解な説明書を被害者に送りつけるなど、東電は批判を浴び続けた。

分厚く難解な説明書を被害者に「送りつける」。。。

・・・

仮にクレジットカード会社が気に食わないからつって、引き落とし時にわざと一円足りないようにして、結果的に督促状なりなんなりがきたら、


「送りつけてきた」


って普通言わないよ。そらご当人は嫌がらせをしたいんだからそれでいいかもしれないが、他人はそういう言い方しない。「お前はアホか」と言って笑うでしょう。


もう片方の場合も、「送りつける」といえるのは東京電力サイドに相当の悪意がないといけない。ところが、結果的に東京電力は何をしているかと言うと、、、

こうした中で、広瀬氏は1万人超に賠償対応人員を増やすなど、手探りで賠償体制の構築に努め、その手腕は支援機構からも高く評価されている。

そらそうなんで、元来、お役所よりもお役所とも言われた電力会社がそこのあたりに気が回らないのもある話で、悪意がどこまであったのかどうかよく分からない。


むしろ、「送りつける」と書く方の印象操作のほうがよほど問題で、こういうことの積み重ねがいかに人間の判断を狂わせてるかと。

追記
池田信夫 blog : 大阪府知事が「福島みずほ」になるとき

それなのに関電のコストを倍増させておいて「値上げするな」という松井知事は、関電が打ち出の小槌でも持っていると思っているのだろうか。このような福島みずほ症候群は、珍しいものではない。きれいごとを言って、責任は他人にとらせようというフリーライダーは、すべての日本人の心の中に住んでいるのだ。

いや、全くその通りだけど、あんた今頃何言ってんの。

こうした福島みずほ的な甘えの最たるものが日教組である。「子供のため」というキヨキココロですべての怠慢や非効率を正当化するフリーライダーこそ、橋下市長や松井知事が闘ってきたものではないのか。「大阪には許認可権はないから言いたいことを言っていればいい」というのでは、彼らの批判する日教組と同じだ。

いや、全くその通りだけど、あんた今頃何言ってんの。


まあ、池田信夫だから仕方ないんだけど、やっと気がついたのか、この人。