扇動のための不当表示としての「リフレ派」 part12

ま、産経の記事だというところを差っぴくとしてですよ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120430/plc12043009290001-n2.htm

だが、日本がかくも軽視されるに至ったのには理由はある。


 「日本では過去のことだと忘れられがちだが、米側は鳩山政権で日本が対テロ包囲網から外れ、インド洋での海上自衛隊による補給活動をやめたことにまだ怒っていた」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120430/plc12043009290001-n3.htm

 今年3月、訪米して米政府や議会の外交スタッフ多数と議論した島田洋一福井県立大教授は指摘する。その際、異口同音に「無責任だ」と名指しで批判されていたのが鳩山氏だという。

よくリフレ派は、いわゆる「日銀砲」、テイラー・溝口介入のことを言う気がするけど、あれなんか、単に日本側が用意周到だっただけではなくて、当時の小泉・ブッシュの日米関係がないと多分できてないんじゃないの、といっつも思う。
http://stock.way-nifty.com/ls/2010/06/post-a9c5.html
これ面白いのは、米国政府は支持したけど産業界では評判が悪かった。もっと評判が悪いのはヨーロッパだったという谷垣さんの話は、明らかに外交関係を無視しては成立しない。


でも、リフレ派ってどう考えてもこのへん無視してるでしょ。円を刷って円安にしろと簡単にいう。外交関係をきちんと見渡せる人がいるのかいないんだか分かんないのに、なんでそう簡単に円安にできると信じられるのか。


この辺りのおめでたさが、もうね。。。