「オピニオン・リーダー」たちの無責任 part15

こういう論法は怒ったほうがいい。今さらの池田信夫
霞ヶ関の三重苦 – アゴラ
梅棹だなんだとずらずら書いて結論が、

今の日本の行き詰まりの一つの原因は、こうした官僚機構のアーキテクチャの欠陥にあります。これを是正することは明治以来の行政法を根底から否定することになり、憲法改正よりむずかしいでしょう。

じゃ、意味ないじゃないか。


変更できないことを諸悪の根源の一つだと指摘するのはいいけれど、「こういう欠点とうまく付き合うしかないですね」「改善は無理なのであきらめましょう」という結論に持っていく以外、詐欺だよ。


つまり、「悪玉」として都合がいいわけですよ。絶対に改善されることはないので永久に叩ける。ネタに困らない。


これはリフレ派の某先生もやっていた。全く同じ。
ネット○○派 part328 ずるさ - 今日の雑談
なぜ野田政権はこれほど増税論議を急ぐのかあなたが知らない「正直者が馬鹿を見る増税」の内幕――駒澤大学・飯田泰之准教授インタビュー | DOL特別レポート | ダイヤモンド・オンライン

以上のように、給付つき税額控除、そして消費課税、投資課税、所得課税の3本柱によって、日本の戦後税制に大きな影響を与えたシャウプ勧告以来の大改革が起きれば、負担を最小限に抑えた「財政再建」と「税と社会保障の一体改革」は可能になるだろう。

シャウプ勧告以来の大改革」つまり、占領軍でも来ないとこんなことはできませんって話で実現可能性はほとんどないと自分で言っている。


「ま、でも、こんなことできっこないだろうけどねっ!はっはっは」


そら怒るでしょう、最後にこう落とされたら。真面目に聞いたわたしがバカだったと誰だって思う。


できないこと、解決が困難極まりないことを指摘するのはまあいいですよ。そう思って読まれる分には全く構わない。でも、普通はそう思わないで、そこをなんとかできないか、と思うものなんだ。


もうこういう「芸」もいい加減にしてほしいもんだよ。「ネット論壇」の人たちもさ。