ちなみに;懐疑主義者こそニセ科学批判から距離を置くべし

このブログではネット上の現象としての徒党や、正義意識が昂進した徒党による罵倒ははなはだ迷惑だということを言い続けていて、ニセ科学批判に関しても、一応ネットの話として書いています。


ただ、海外の懐疑主義者団体なんかだと、ちょっといますぐリンクが出てこないんだけど、そもそも嘲笑したり罵倒したりする攻撃的姿勢は問題だという意見が、内部からも出ていることがあります。


というのも、彼らの目的はようは「合理主義の普及」にある、と言って分かりやすく言えば合理主義折伏運動なので、攻撃的になるのも、是非はともかく、分かるんですよ。


つまり、海外の懐疑主義団体がこれだから、ニセ科学批判がこうなる理由の一つはここにもあろうと思うわけです。


と言っても、もちろん、いくら海外の懐疑主義者でもこんな連中ばかりでないのでね。


懐疑主義者にも色々あるのは分かるんだから、日本の場合、懐疑主義者だからと言ってニセ科学批判に同調しなければならない理由も義理もないし、むしろ距離を置いた方がいい。日本のニセ科学批判は懐疑主義者の集団でもなんでもないんだから、これは強くお勧めしておきたいところです。