ネット○○派 part246 オタクとネット○○派

いや、オタクとネット○○派の関係ってのは、素朴に分からないというか、変だなあと思ってるだけなんですよ、今のところは。


素直に考えて、マンガとかアニメのほうを中心にしたら、右翼も左翼も、ニセ科学批判もリフレも関係がないというか、まあたいして重要じゃないはずじゃありませんか。でも、右翼だの左翼だのの政治談義や、ニセ科学批判やリフレといった難しい話が出来る人たちが、その程度の教育を受けた人たちが同時にオタクもやっていると考えたら、ま、たしかにあの界隈に自称オタクが結構いることとの整合性はとれるのかなあと思っています。あくまでも傾向としてであって、全部が全部そうだとはもちろん言いませんけれど。


で、逆にアニメ・マンガ好きのコアなオタクが、ウヨサヨ論議ニセ科学批判・リフレにも参入しているということであるならば、おそらくもっと問題で、つまりオタクになりやすい人というのは、ああいう「正しいのは自分たち」「これが分からない奴らは馬鹿」のネット○○派の世界になじみやすい人たちだということが余計に浮き彫りになってくるんじゃないのかなと思います。


最初は、ただのオタク連中が騒いでるだけなんじゃないかと思ったんだけど、こうずーっと見ていると、それなりの教養も学もありそうな人たちが同じことやってんですよね。自分たちがどういうことを言ってるやってるか全く分かってない。


これをどういう風に考えたらいいのか、正直言ってよく分からないんですよ。今のところ言えるのは、ネット○○派になりやすい人、そういう心性をもつ人がいるんだってことだけで、オタク趣味の人と知識人との関係が全く分からない。これもね、不思議なところといえば、不思議なんですよねえ。