ネット○○派 part224 怒り

http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20110307/p1

みんなの党予算案を批判する=今後の(みん党のブレーンとされる)高橋洋一氏との関係が難しくなる。

みんなの党予算案を肯定する=「なんだ、やっぱり小さな政府主義=ネオリベだったんじゃねえか」と攻撃される。

、、、どうにも動きにくくなっているのだと思います。

というのが、ミエミエなんですよね。結果的に、学問が単なる釣り道具にしかなってない。


民主党政権交代を一年半見てきて、みんな反省しなきゃいけない時期に来ていると思うんだよな。さらに煽りにかかるんではなくて。でも昨日の権丈先生のサイトにはこういう一文を見つけて、暗澹たる気持ちにならざるを得なかったわけだ。
http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/

社会保障と税の問題は、政策技術論としては、もう何年も前に終わっている話だが、政治学の対象としてしは意味があるのかもしれない――僕には興味ないけどね。そして、技術論と政治論の間に生まれるタイムラグが、昔から国民を確実に不幸にし、時に取り返しのつかない事態を招いて国を滅ぼしたりするんだろう。

にもかかわらず、みんなの党民主党に輪をかけたホラを吹いて、大衆を釣らんとする。しかもそういう政党が次の選挙では躍進する可能性があるのに、さらにさらにみんなの党はリフレにはさほど興味がないと思われるのに、リフレ派の学者たちが政治家・政党の騙しに実質的に手を貸して平気だ。政権交代で失敗したことの反省を、なんもしてない。hamachan先生が追記部分で、
「知的」で「誠実」な「りふれは」: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

このときに
>小泉流構造改革かリフレかという対立点が大したことないとはこれ如何に?
と攻撃していたような(「暗黒面妖」とか称する)方々には、是非今回のみんなの党の超緊縮予算について適切なコメントをいただきたいのですが、なぜか一人も登場してこず、シーンとしたままですね。もちろん、「暗黒面妖さんのご感想に同意しますし」と語っていた方でもよろしいのですがね。

と書いておられるけど、こんなありさま。学者も釣られてる人たちも、なんも感じてないらしい。


いや、本当はもっと怒ったほうがいいところなんだと思う。こんな人たちに、日銀貴族だの官僚がどうのだの、言う権利ないよ。