ネット○○派 part193 

繰り返しを書くと、いまだに条例改正反対してるオタク、煽りを真に受けて乗せられている連中とニセ科学批判との違いって、単に教養が邪魔するかいなか、だけ。ニセ科学批判に流言度が低いのも、教養がそうさせているだけだ。科学と社会問題の立場で二股をかけてねじれた立場主張を構築したのは、そこまで凝った理屈を作れるからにすぎず、これはオタク連中にはできないし、明確なデマや流言の類でないので、批判を受けにくい。


その点を除いたら、言ってることもやってることも、本当に似てますから。ホメオパシー叩きのブコメを見てごらん。Twitterで「表現の自由」聖戦士やってる人らと同じだよ。
https://twitter.com/dozre/status/24564814193885184

怖いってww 散々恐怖感煽って自分たちで怖がってたのはどっちだって話だよな。RT @chasyan 一部の条例推進派、条例反対批判派のメンタリティが理解できた気がする。彼らは条例が怖いんだ。だから怖がらなくていい理屈を必死に探す。

水伝の親玉が国連で講演するのではないかと聞いただけで「科学は終わるのか」と書いてしまうメンタリティと一緒。
http://d.hatena.ne.jp/jura03/20110109/p1


同調しない人間は沈黙を守れとニセ科学批判の第一人者が平然と言い放って中間層の存在を認めない。自分たちは正しいとむやみに自己正当化して他人に認めさせようとする、味方だと信じている側にはやたらに甘い。


条例改正反対派は出版社は味方だと信じてるから判断が甘くなる。ニセ科学批判は山口のホメオパシー裁判で原告側に必要以上に肩入れして距離を置いて考えられなくなったのは、人が死んでる被害者サイドだからというのもあるけど、自分たち側にいると考えて過剰に共感するからだ。人間として、みたいな反応だったものねえ。


追記 早川由紀夫先生が裁判の議論をまだやってるけど、確たる事実が肝心なところでよく分からないのだから議論しても意味がない。仮に原告側が「自然なお産」流に確信を持ってる人であったなら、たぶん裁判でも原告側に責任が全くないという話になりにくいんじゃないかと思う。したがって、K2シロップ不投与に至る経緯については争わず、とにかくK2シロップを与えないことで子供が死んだという事実そのものは確かなんだから、その範囲で和解したんだろうと想像するのは、割に常識的な線ではないのかな。そういうことなら、原告側弁護士も無駄に争うより、和解を勧めるのでは。。。みたいな、おちついた推測が、裁判直後にホメオパシー叩きの側から出なかったのよね)


そのうえ、ニセ科学批判の人らは条例改正反対派に乗っかったんだから。笑える。基本的に政治的に共通してるから、というだけじゃないと思う。


もっと面白いのは、ニセ科学批判は、条例改正を推進したPTA団体と同様に、むやみに潔癖でゆとりがない(笑)。
http://d.hatena.ne.jp/jura03/20101230/p1