駄ボラにも三分の理

早川先生、年の締めのホラはよかった。
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確率概念を理解している日本人は1/3にすぎない(木下冨雄)。年末ジャンボ宝くじが、どういうわけか家に2枚あったから、当選番号を調べてみた。とうぜん当たってない。仕組みを調べてみた。こりゃ、ふつう、当たるはずがない。でも、

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数字ひとつ二つ違っただけで1億円逃したとか100万円逃したとかの経験が、「次こそは」の誤った感覚をもたせるのだろう。そうやって購買意欲が掻き立てられる。こういう、いわば国家的詐欺を、ニセ科学批判のひとたちはなぜ放っておくのか。ホメオパシーや水伝道徳よりよほど始末が悪いと思うよ。

あははははは。おっしゃるとおり。まったくそうだよ。


そりゃあ、ホメオパシーや水伝と、宝くじは違いますよ。そんなことは当たり前。でも、言わんとしていることは分かる。


愚行権の議論はしたとかニセ科学批判の人たちは言うんだけど、でも結局こういう話にならざるを得ない部分があって、この駄ボラがちっとも周回遅れの議論じゃないんだよね。あははははは。