ネット○○派 part72 4年前のゲーム脳の話

徳保さんの記事から、ゲーム脳脳トレの話を読んでみたが、、、なんのことはない、ニセ科学批判って昔から同じことをやっていたんだ。あたしゃマンガにもゲームにも興味がないので、細かいことは知らなかった。
ゲーム脳問題:ゲーム擁護の論理を問う

私がいいたいのは、ゲーム擁護派が単に批判の道具としてニセ科学批判を持ち出すのはおかしい、ということです。それは100万本売れたゲーム「脳を鍛える」の否定につながる自爆技だからです。菊池さんはゲーム脳批判に乗ることでニセ科学批判の仲間を一時的に増やすことに成功していますが、これは奇妙な共闘関係です。ただ、「わかってやっている」なら、私自身それを一概に否定できるほど一貫した人間ではありません。

あえて僕の問題意識にひきつけて読んでしまうけれども。ようはゲーム脳ニセ科学なら、任天堂脳トレは爆発的に売れてる(いまや世界中でセールスしてる)んだから、ニセ科学批判としてどちらか重要かあきらかなもんだ、なのになんでゲーム脳だけ叩くんだという議論がかつてありましたという話。


で、なぜ脳トレを批判しないかは「優先順位問題」で菊池先生はいなしたんだけど、たしか脳トレも問題にしてたんじゃなかったっけな。。。まあそれはいいとして。


つまり、勢力拡大のネタとしてゲーム脳問題が利用されたのでは、と。ゲームはまだ地味だけど、ホメオパシーは医療問題なので問題としてより重大だから釣り易いという構図。。。orz しかも、これだけ「ホメオパシーは特にダメだ」と言ってしまうと、後で方針転換して鍼灸・漢方叩きするのもちょっと難しい。。。
ゲーム脳問題:えこひいき

結局、気に入らない意見を潰すために科学がどうのこうのとかいっているだけで、ほんとうはそんなもの、どうだっていいんじゃないか、『正論』だけど『方便』なんだろう、と勘繰りたくもなる。

ホメオパシー批判とおんなじだ。


たぶん、まともな学者さんたちはニセ科学批判をもう相手しなくなってるんだと思うけど、ホメオパシー批判みたいなもんに手を出して一般ピープルを釣ってることに一度ちゃんと怒ったほうがいいと思うんだがな。ホメオパシー批判ってのは、見てるともう危なっかしい。


ってか、日本にもっとまともな懐疑主義者団体がないと「ニセ懐疑主義者」のニセモノぶりが分からないという。。。orz