これとかね

アピタル(医療・健康・介護):朝日新聞デジタル
はてなブックマーク - asahi.com(朝日新聞社):ホメオパシーHP相談、医師法抵触か レメディーを助言 - アピタル(医療・健康)
だいたい、新聞記者と調子が合うって時点でもう終わってるとしか思われないんだが、それはともかくこれって法律にあうようにホメオパシー側が改めるか、法律をどう運用をするかなんだけどね。この辺は行政・法律の専門家の問題で科学の問題じゃないよねってのが一つ。つまり科学を建前とするニセ科学批判側の越境行為ってのは、なにも宗教に限ったことじゃないんですよ。


で、やっぱり「ラベリングの悪用」論が出てくるんだけど、かりにホメオパシーが「医療」とか「科学」とかの看板はずしたら、それでいいんですか?って問題。で、建前どおりなら、それでいいってことになるし、懐疑論で行くなら何をやってもホメオパシーはダメということになるし、なら漢方も鍼もその手のものは全部ダメと言わなければならない。


改めて疑問に思うのは、鍼の先生にも、話に聞くだけだけど結構いい加減なこと言ってるのがいるよ。やっぱり「自然」好きだし現代文明に大いなる疑問を持っていてそれを煽ってたりするし、なにより「診断」がほんとかどうかよく分かんない。「○○に炎症があります」みたいなこと言うんだけど、ほんまかいなって。知人が鍼の先生(中年でなかなかの人物ではあるみたいだけれども)の言うことを信じていて、はたで見ていて、いいのかなあといつも思います。


ただ、はり師の場合は、国家資格なのと、一応「医業」扱いになってるとかくらいで、実際どれだけの差があるのかというと、、、まあ、鍼のほうは日本に根付いてるってことでしかないんじゃないの。もっとも、ホメオパシーはもうちょっとおとなしくなったほうがいいとは思うけど。ってほら、科学の問題ではもうなくなってしまってるわけですよ。