ネット○○派 part39

ニセ科学批判って「科学教」というレッテルには敏感に反応するんですけど、一連のホメオパシー祭りを見ていて、「科学教」というレッテルではたして十分なのかという疑問がわいてきましてね。


というのも、ニセ科学批判の人たちは、自分たちがこねあげた屁理屈をまるっきり信じてるんだけど、同型の理屈を自分に向けられたらどうなるかという想像力が、なんで働かないんだろうかな、と思うんです。別にニセ科学を信じてるとかそんなのじゃなくても。


はっきり言って、僕には恐怖ですよ、あの屁理屈は。「科学は方法論だ」「実証的だ」に始まって、「俺様たち基準」でターゲットにされて、潰すためにはどんなことでも言いつのって潰しにかかる。恐怖ですよ。怖いと感じるのが当たり前だと思うんですけど、自分はニセ科学を信じてないから絶対に矛先が向けられることはないと信じてるんでしょうかね。


だから、「科学教」というレッテル張りでは足らなくて、はっきり「危険だ」と言ってやったほうがいいような気がする。。。まあ、ネットで騒いでるだけだから実害がないのでいいというだけであって。


・・・でもないか。Digに出てきた菊池誠先生は阪大の教授だという紹介がされただけで、ニセ科学批判の文脈でホメオパシーを叩いてるんだという前提の説明がされてなかった。まあ、これもラジオだからまだいいけど、テレビになるとどうなるか。