木を見て森を見ず

ひとつは、ホメオパシー代替医療のなかでどう位置づけるかの問題でもあるはずで、他の補完代替医療との兼ね合いバランスもあろうから、そこをどうするかどうなるかが一つ。


もう一つは、ホメオパシーは何にでも効くんだ、みたいな部分をどうやって規制していくかという問題で、これもおそらくホメオパシー側だけの問題ではなくて、補完代替医療そのものに対する一般の理解が浅い(というか誤解があるらしい)ので、理解を促進させる必要がある。


ホメオパシー団体側が黙ってるはずがないので、どうするんだろう、というのもあるし。


これ、ニセ科学批判と文脈違う。行政の問題になりつつあるから。だから、厚生労働大臣が「これから調べる」と発言するのは、当たり前。手順が必要なんだからそう言わざるを得ない。「効果がないの分かってるんだから無駄なことするな」って話じゃないわ。
はてなブックマーク - 厚労相、ホメオパシー効果調べる 研究班組織へ - 47NEWS(よんななニュース)
で、前から言ってるように、ホメオパシーは今までどおりほったらかしにするか、規制してそれなりに毒を抜いてしまうかのどっちかだと思う。


ってか、あれだ。ホメオパシー叩けりゃなんでもいいってのは、本当に木を見て森を見てない。