ネット○○派 part30 ネットの住人は人がよすぎる&文脈は分けてくれ

http://www012.upp.so-net.ne.jp/mackboxy/Health/summary.pdf
はてなブックマーク - ホメオパシー被害 「あかつき」問題を憂慮する会
あらかじめ言っておくと、資料として出されているメールのやり取りを見ても、共感できない、さめてる自分がいる。この件に限らず「自然なお産」界隈でも、もう好きでやってんなら好きにやらしておけという諦めが僕にはある。それだけだと困るからようはバランスの問題なんだけど、それはともかく。


これって「消費者問題」とかの弁護士にちゃんと相談するべき次元の話でしかないわけだ。それに「支援のブックマーク」ってあのねえ。支援するなら金を出してやれ。


関連するホメオパシー団体が今になって「西洋医学を否定してない」とか「ホメオパシーで見切れない病気は医者に行け」と建前を言い出してるのは大変結構なことで、ならそうでないホメオパスにはきちんと対処してくれるんでしょうね?って話(イヤミを言うと、自浄能力がない団体って別にホメオパシーに限らず、助産師会だって医師会だって○○学会だって自浄能力、本当にあるの?)。で、こういうことの繰り返しで、あるいは行政が反応するようになったりと、また厚生労働省のプロジェクトチームでも議論の際には十分こういう事例が議論の対象になるはずなんだ。


ただ、日本にはホメオパシーを受容した歴史が全くないので、こういう事故が起きるとびっくりする。でも、それならそういう事故を起こさないようにしましょう、という話にしかならない。そうなるとニセ科学批判にならない。文脈を分けなきゃならない。


「子供がかわいそう」とか「命」とかのマジックワードで、わーっとそっちに行くってのは、本当は怖いことなんだが、ネットの住人は全く人がよすぎる。