それがどうしたの?

ホメオパシーは科学(的)だ・・・と言っている - Interdisciplinary
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/ublftbo/20100620/1277022123
ホメオパシーは科学を偽装して一般人を騙そうとしているのは明らかだ!これが実態だ!!!。。。それで?それがどうしたの?


海外のホメオパシー団体も多かれ少なかれ似たようなことは言っていて、、、とにかく結果はでてる!と主張してるみたいではありますわね。で?


僕は前から言っているのは、それで現実をどうかしたければ、ニセ科学批判団体を作れと言っている。団体を作って現実に働きかけなければ、どうにもしようがない。でなければこういうのは消費者問題でくくればいいんで、なんでニセ科学批判としてやらなきゃいかんわけ?


そんなに喫緊の重大問題だと思うなら、ニセ科学批判団体が政治家と組んで法律をだせばいいんじゃないの?で、国会で議論してもらえばいいじゃないか。そういうものなんじゃないの?


スイスではホメオパシーは去年の国民投票で認められてしまった。つまり、それなりに社会の中に文脈があってそれでホメオパシーがあるってだけの話だ。そこでは、科学だと僭称してる!というだけでは批判したことになってなくて、社会の中でどう考えるのかという問題になる。で、その時点で科学の問題を超える。


日本の場合、スイスと社会的背景が違うから受容する必要がないというなら、ただの消費者問題。受容するなら、こういうものを社会としてどう扱うかの問題。ニセ科学だ、だけでは批判にならない。つまり、どっちにしても科学を看板にしてわめいてるだけ。


ニセ科学批判がニセ科学やってんじゃん。というか、ホメオパシーなんかより、漢方を叩きなさいよ、漢方。