ウヨクはバカに見える

言葉にできない - 国家鮟鱇

俺がかねがね思っているのは、「知識人は左翼と親和性がある」ってこと。ただし、ここで言う「左翼」は自称左翼に限らない。自称・他称の保守や右翼であっても、「理性」に偏った言論を行なえば左翼的になるってこと。

これってごく単純に「インテリは左翼だ」ってのが流行や一種のモードだったということだけなんじゃないかな。反体制即カッコイイの感覚。それが今でもまだ続いてる。


逆から言えば、ウヨクはバカっぽく見える、はっきり言ってしまうと。インテリたるもの、あんなことできるか、みたいな妙な恥じらいというか見栄がある。ただのステレオタイプからくる偏見・先入観と言ってしまえばその通りなんだけど。だから、左翼は知識の集積と猛烈な理論武装で構える。日本のネットでもその傾向は明らか。ま、保守派でも「あんなのと自分は違う」みたいになるとやっぱり「左翼的」になるというか、バランスを取るためにそちら側を視野に入れて考えなきゃならない。


ただ、この辺は中年世代のほうがよく知ってるはずだから、あたしゃこれ以上は言えないし、言うつもりもない。ホントはここんところの文脈も重ね合わせないと、よく分からないことって結構あるんだけど。


ついでながら、ヨーロッパでもインテリのイメージってやっぱり左翼だろうし(たまに「人間の良心だ」みたいな顔をするから、ホント腹立つんだけど)。アメリカでも、オバマ大統領就任直後ぐらい、共和党の支持層が壊れてインテリの支持者が離れてしまってアホしかいなくなった、みたいな記事も読んだ記憶がある。傾向としてはそんなものらしい。


もう一つ、論理的だから正しいか、アホ(に見える)から間違いかというと、そんな単純なものでもないわけだ。

※ついでに書いとくけど、jura03さんのニセ科学に関するエントリーには同意できるものが多いけれど、クラッシックやジャズや食べ物に関するエントリーはそういう点で、同類っぽいものを感じるんですよね(自覚してるのかもしれないけど)。

だから自己嫌悪がかなり入ってます。