リアルの煽りにネットが乗る

非実在青少年」絡みだと、あれはネットの問題というより、リアルの煽りにネットが引っ掛かったパターンだと思う。


藤本由香里さんは東大卒の曲がりなりにも大学の先生で「編集者」「評論家」、山口何とかはあれで弁護士。記者会見にはちばてつや永井豪という僕でも知ってる漫画の大家や宮台真司が出てくる。挙句の果てに、「改正案に反対する作家リスト」にも有名人がずらずら。


これでネットに住まうウブなオタクどもが興奮しないはずがない。彼らは、結果として政治的扇動に乗せられただけ。条例改正案が先送りされたのは、常識的に考えるとネットの勝利でもなんでもない、リアルの有名人が騒いだからで、ネットの雑魚どもはせいぜい刺身のつまでしかない。


ひどいのは、オタクでもなんでもないのに、政治的傾向からこの扇動にのったネットの住人達、だね。「表現の自由」「規制反対」のマジックワードでイチコロ。大学の先生も煽りに乗るってんだから、どうにもならない。