疑うことが業となる

「サンデープロジェクト」の田原総一郎さん お疲れ様でした - 日々是好日
ご隠居先生、田原総一郎の言葉に続けてこう書くわけだ。最も影響を受けた事件が、、、

『敗戦』と戸惑い無く言い切れる世代なのである。私もまったく同じ、疑うことが業となり、科学者を卒業した今でも好奇心は衰えることなく疑い続けている。『天皇陛下万歳!』をたたき込まれ、そしてひっくり返されたのがよかった。

ご隠居先生の日ごろの書きものから察するに、割に右寄りというか、軍国少年そのままのことを書いておいでなので、そこは孫のような世代としては違和感に目をつぶっていつも読んでいる。爺ちゃんの昔語りを聞くようなつもりで。


でもこれはすごく共感する。今まで僕の知ってるいろんな爺ちゃんが語ってくれたし、自分でもそれなりに読んできたので、ああ、そうだろうなあと思う。


疑うことが業となる。


ニセ科学批判あたりで言ってる、「信じるな疑え」ってのと、全然重みが違うように感じられて仕方がない。疑うの意味が全然違うんだ。